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2019.05.09

EVENTS(主催・協力企画)

2019年5月24日(金)~5月25日(土)

テアトロコント vol.36 渋谷コントセンター月例公演(2019.5)

テアトロコント vol.36 渋谷コントセンター月例公演(2019.5)

テアトロコント vol.36 渋谷コントセンター月例公演(2019.5)

出演=(演 劇)明日のアー、ワワフラミンゴ(両日)
   (コント)GAG、ゾフィー(24日)、パーパー、ザ・マミィ(25日)

   ◆4ユニット交代で30分ずつ上演ののち、ポストパフォーマンストークを行います。(全ユニット出演)

★コントと演劇のボーダー
「コントは、既存のフォーマットを破壊する短い演劇であり、未来の演劇の実験場である」
─これは渋谷コントセンター綱領の第2項です。
たとえ月に数日でも毎月公演を行う“コント小屋”が、コントと演劇の観客の眼力を頼りに、新たな公演形態に挑みます。その第1ステージは、テレビではできない、観られないコントを、コント師と演劇人が競演。いつかは交流を超えて化学反応を起こし、新しいジャンルが創出されないかという野望がこの「テアトロコント」です。

5月24日(金)
19:00 開場
19:30 開演(21時45分終了予定)
5月25日(土)
13:30 開場
14:00 開演(16時15分終了予定)
  • 明日のアー(両日)
    主にWebでおもしろ系の記事や動画をつくってる大北栄人書くコントを友人やお知り合いが演じるユニット。出演者は俳優だったりバンドマンだったりさまざま。
  • ワワフラミンゴ(両日)
    作・演出の鳥山フキを中心に活動している演劇団体。楽しく、不思議な作風。カフェやギャラリー等での公演も多く、場所の特性を生かした作品づくりを得意としている。役者の声は小さめ(野外では大きい)。
  • GAG(24日)
    2006年結成。バカバカしさと情緒の豊かさが同居した、どこかダサくて憎めない男のドラマチックなコントで観客の心を掴む実力派。
  • ゾフィー(24日)
    2014年結成。上田航平(左)とサイトウナオキ(右)によるグレープカンパニー所属のお笑いコンビ。歪んだ正義を主張する毒のあるコントが特徴。
  • パーパー(25日)
    ほしのディスコ、あいなぷぅによるマセキ芸能社所属コンビ。マイペースな山田、振り回されるほしの、控えめのテンポが癖になるコントを展開する、注目の男女コンビ!
  • ザ・マミィ(25日)
    2018年結成、林田洋平(左)と酒井尚(右)によるコンビ。新鮮な切り口で、思わぬ展開のコントに注目!次世代を担うフレッシュなふたりをお見逃しなく。

料 金

料 金:当日券=大人2,500円/学生1,900円/高校生・演劇・お笑い研1,200円/会員2,200円
    前売券=大人2,300円/学生1,700円/高校生・演劇・お笑い研1,000円/会員2,000円
    □会員=ユーロスペースおよびシネマヴェーラ会員
    □当日券は開演1時間前から販売開始。
   ◆電話による前売り予約 (平日10:00~18:00):
    0120-240-540(カンフェティチケットセンター)

【4月26日(金) 午前0時よりチケット販売開始】

一般のお客様

ユーロスペース会員のお客様

2019年5月28日(火)

『町山智浩の映画サーチライト』

 『町山智浩の映画サーチライト』

町山智浩の映画サーチライト第9弾!

1994年の設立以来、名作・話題作を送り続けるFOXサーチライト作品を映画評論家・町山智浩が本編上映を交えつつ徹底解説するシリーズです。

第9弾となる今回のみどころ
本年度アカデミー賞3部門<主演女優賞、助演男優賞、脚色賞>ノミネート! かつてベストセラー作家だった孤独な女が、コレクター相手に有名人の手紙を捏造する犯罪に手を染める……。伝記作家として知られる、リー・イスラエルの衝撃の自伝を完全映画化。 批評家たちの熱い支持を受けた『ある女流作家の罪と罰』の日本初上映。町山智浩も絶賛する本作を徹底解説します!
※当日はDVDによる上映となりますのでご了承ください

「ニューヨークの作家たちの華麗な生涯を描くノンフィクション作家リー・イスラエルは売れず、生活に困って作家たちの手紙を捏造して高額で売り始めるが……。実話を元に、マンハッタンで夢破れた者たちの友情を描くせつないアカデミー脚色賞候補作。主演のメリッサ・マッカーシー、親友を演じたリチャード・E・グラントもアカデミー賞にノミネートされました。マンハッタンの夜景が涙に滲みます!」(町山智浩)

5月28日(火)
18:30 開場
19:00 開映

  •  
    かつてベストセラー作家だったリーも、今ではアルコールに溺れ、仕事も続かず、家賃も滞納、愛する飼い猫の病院代も払えない。生きるために著作を古書店に売ろうとするが店員に冷たくあしらわれ、かつてのエージェントにも相手にされない。どん底の生活から抜け出すため、大切にしていた大女優キャサリン・ヘプバーンからの手紙を古書店に売るリー。それが意外な高値で売れたことから、セレブの手紙はコレクター相手のビジネスになると味をしめたリーは、古いタイプライターを買い、紙を加工し、有名人の手紙を偽造しはじめる。様々な有名人の手紙を偽造しては、友人のジャックと売り歩き、大金を手にするリー。しかし、あるコレクターが、リーが創作した手紙を偽物だと言い出したことから疑惑が広がり……
    監督:マリエル・ヘラー
    原作:リー・イスラエル
    脚本:ニコール・ホロフセナー/ジェフ・ウィッティ
    出演:メリッサ・マッカーシー、リチャード・E・グラント、ドリー・ウェルズ、ジェーン・カーティンほか
    原題/Can You Ever Forgive Me? 2018年/アメリカ/106分/ドルビーデジタル
    ©2019 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.
  • 町山智浩
    映画評論家。1962年東京都生まれ。早稲田大学卒業後宝島社に入社。雑誌『宝島』、『別冊宝島』ムック『おたくの本』『裸の自衛隊』『いまどきの神サマ』などの編集に携わる。その後洋泉社に転じ編集長として雑誌『映画秘宝』創刊、97年に退社後渡米。『映画の見方がわかる本』『アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない』『キャプテン・アメリカはなぜ死んだか』ほか著書多数。ガース柳下、ウェイン町山として翻訳家・映画評論家の柳下毅一郎とファビュラス・バーカー・ボーイズを結成し映画ファンに絶大な人気を誇る。最新刊は、『トランプがローリングストーンズでやってきた』(文藝春秋社刊)、『最も危険なアメリカ映画』(集英社インターナショナル刊)。現在、アメリカバークレイから様々なメディアを通じて映画評論を行っている。

料 金

(当日券・前売券ともに)
当日券=一般2,500円/学生1,900円/高校生1,000円/ユーロスペース会員2,200円
◆会員=ユーロスペースおよびシネマヴェーラ会員 
◆当日券は開演1時間前より販売
◆全自由席(178席)
◆券面記載の整理番号順に入場

【4月27日(土) 午前0時よりチケット販売開始】

一般のお客様

ユーロスペース会員のお客様

2019年6月14日(金)~6月18日(火)

『渋谷らくご』(定期落語会 シブラク) サンキュータツオ・キュレーション

今月の見どころ

「渋谷らくご」とは……

<初心者が、いつ来ても楽しめる落語会>
として設計されています。毎月第二金曜から5日間連続10公演。どの回にいらしても満足していただけるような演者さんと番組をご用意して、皆様のご来場をお待ちしております。

落語家さんの名前を読めなくても、演目を知らなくても大丈夫!
それがスタートとしては当たり前です。「ホンモノ」の演者をサンキュータツオが厳選し、なんの予備知識がなくても楽しめる、新しいタイプの落語会です。勉強してこないでください。真面目に聴かなくても楽しめます。

▼どの回も見どころたっぷり、全員30分一本勝負!
トップバッターからラストを締めくくるトリまで、芸歴に関わらず、持ち時間は全員が平等に30分。個性豊かな4人の演者さんは、同世代から人生の先輩まで様々、必ずお気に入りの演者さんに出会えるはずです。古今亭文菊、林家きく麿、桂春蝶といったベテランに負けず劣らずの若手真打に加え、二つ目では立川寸志、浪曲からは玉川太福、講談の神田鯉栄も落語に交じってトリをとる!どの会に来て頂いても、魅力的な若手、真打がみなさんをお迎えします。

▼とっつきやすい「創作らくご」や、つまみ食いの「ふたりらくご」まで
18日(火)20時からは創作らくごのネタおろし会「しゃべっちゃいなよ」。勢いのある二つから真打までが、魂を削ってオリジナルの噺を生み出します。現代を軸にしたストーリーで初めての方でもわかりやすい!落語が生まれる瞬間のドキドキをぜひ味わってみてください。帰宅前やお仕事帰りにひと笑いしたい方には、平日18時からの「ふたりらくご」がおすすめ。上質な落語をさらっと1時間で観れる、コンパクトでリーズナブルな会です。

6月14日(金)
18:00-19:00  「ふたりらくご」 柳家小八 隅田川馬石
20:00-22:00  「渋谷らくご」 笑福亭羽光 橘家圓太郎 柳家緑太 古今亭文菊
6月15日(土)
14:00-16:00  「渋谷らくご」 立川志ら乃 柳家小せん 春風亭昇々 玉川太福*
17:00-19:00  「渋谷らくご」 台所おさん 柳亭市童 柳亭小痴楽 林家きく麿
20:00-21:00  「テッパン演芸会」 未定
6月16日(日)
14:00-16:00  「渋谷らくご」 春風亭昇市 立川談吉 橘家文蔵 神田鯉栄**
17:00-19:00  「渋谷らくご」 立川吉笑 入船亭扇里 快楽亭ブラック 立川寸志
6月17日(月)
18:00-19:00  「ふたりらくご」 柳家わさび 瀧川鯉八
20:00-22:00  「渋谷らくご」 三笑亭夢丸 瀧川鯉八 春風亭百栄 桂春蝶
6月18日(火)
18:00-19:00  「ふたりらくご」 古今亭志ん五 神田松之丞**
20:00-22:00  「しゃべっちゃいなよ」 三遊亭青森 桂三四郎 立川笑二 古今亭駒治 林家彦いち
*浪曲 **講談 ***漫才 
開場=開演30分前 
出演者は予告なく変わることがあります。

料 金

「渋谷らくご」「しゃべっちゃいなよ」
当日券=大人2,500円/学生1,900円/高校生・落研1,200円/会員2,200円
前売券=大人2,300円/学生1,700円/高校生・落研1,000円/会員2,000円
5枚回数券(6か月間有効/窓口でのみ販売)大人10,000円/学生7,500円/会員9,000円

「ふたりらくご」
当日券=大人1,200円/学生900円/高校生・落研600円/会員1,100円
前売券=大人1,000円/学生700円/高校生・落研400円/会員900円

「テッパン演芸会」
当日券のみ=一律1,000円

◇会員=ユーロスペースおよびシネマヴェーラ会員
◇当日券は開演1時間前より販売
◇全自由席(178席)◇券面記載の整理番号順に入場

◆電話による前売り予約 (平日10:00~18:00):0120-240-540(カンフェティチケットセンター)

【5月10日午前0時よりWEB前売り発売開始】

一般のお客様

ユーロスペース会員のお客様

2019年6月22日(土)~6月26日(水)

浪曲映画──情念の美学 Rokyoku Movie─The Aesthetics of Pathos

太宰治が翌朝も思い出して号泣したと書き残した、元祖・浪曲映画「新佐渡情話」など浪曲映画15本と、浪曲8口演で、日本映画と日本人のルーツをたどる!

*浪曲映画=浪曲が全編または要所で流れて物語を回す形式の映画、およびヒットした浪曲演目を原作とする映画。

1929年、映画は無声からトーキーになったことで、演出の大転換を迫られる。
多くの時代劇は人形浄瑠璃や歌舞伎のように、義太夫が節と語りで物語を回す日本の伝統的な演劇形式を踏襲、義太夫に代わる役割を浪曲や琵琶語りに託した映画─浪曲トーキー、琵琶トーキーなるものが登場する。

 1928年のラジオの全国放送化、SPレコードの本格普及で大ブレイクした、寿々木米若の浪曲「佐渡情話」に目を付けた日活が、浪曲「佐渡情話」(1934年)を映画化して大成功を収める。
そのヒットを契機に各社は、あたかも今日の映画界がベストセラー小説やマンガを映画化するように、浪曲口演付きや、浪曲・講談演目を脚本とした映画を次々と製作、山中貞雄、成瀬巳喜男、中川信夫、森一生、斎藤寅次郎、三隅研次、加藤泰らも含め、マキノ雅弘の『次郎長三国志』を頂点として、その傾向は浪曲人気が衰える1950年代まで続いた。

 浪曲は大衆芸能の王者として終戦後まで君臨するが、浪曲の物語に通底する義理人情、通俗的で情緒的な価値観は、近代的自我を目指した知識人、夏目漱石、芥川龍之介、永井荷風らに忌み嫌われ、文芸の世界では「浪花節」という言葉が否定的なレッテルとして最近まで頻繁に使われていた。
しかし従軍画家を務めたことで戦争協力を問い詰められ、フランスから終生帰国することのなかった藤田嗣治が、テープレコーダーに声で残した遺言のなかで、しばしば浪曲の節に乗せて語るほどに、浪曲は日本人に浸み込んでいた。

 ラジオによって隆盛を極めた浪曲人気はTVの登場で急速に衰退する。だが浪曲師・国友忠は「二葉百合子、三波春夫、村田英雄という人たちは、浪曲の自在性を生かし、それぞれ見事に独自の節調を作り上げて成功した、現代の浪曲家だ」と書いているように、浪曲は変容しつつも日本人のDNAを受け継いできた。
 この特集企画は、いわば私たちのDNAを探り当てる旅でもある。

Fシネマ・ツアー「浪曲でたどる日本映画の再発見」 主催:Fシネマ・ツアー実行委員会
企画=ユーロスペース+シネマ5 企画監修:玉川奈々福 協力=山根貞男 
映画提供=KADOKAWA日活 東宝 東映 国際放映 田島空 ヤマムラアニメーション 国立映画アーカイブ 
芸術文化振興基金助成事業 www.eurospace.co.jp
6月22日(土)Aプロ:浪曲映画の誕生と隆盛              会場=ユーロライブ
12:30 EuroLive 『新佐渡情話』1936年 清瀬英次郎監督 黒川弥太郎主演
    +浪曲「からかさ櫻」澤孝子 曲師=佐藤貴美江
15:00 鼎談「浪曲映画」周防正行x玉川奈々福x山根貞男
16:10 『赤穂義士』1954年 荒井良平監督 黒川弥太郎主演
    +浪曲「義士銘々伝ー俵星玄蕃」玉川奈々福 曲師=佐藤貴美江
19:00 『母千草』1954年 鈴木重吉監督 三益愛子主演
6月23日(日)Bプロ:伝説の浪曲師・国友忠(生誕100年)と曲師・沢村豊子  会場=ユーロライブ(最終回ユーロスペース)
13:00 EuroLive 『呼子星』1952年 吉村廉監督 三益愛子 松島トモ子主演
+浪曲「義士銘々伝─赤垣源蔵徳利の別れ」玉川奈々福 曲師=沢村豊子
15:15 対談「国友忠と沢村豊子」沢村豊子x玉川奈々福 聞き手:田井肇
16:15 『銭形平次捕物控 地獄の門』1952年 森一生監督 長谷川一夫主演
+浪曲「銭形平次 雪の精」玉川奈々福 曲師=沢村豊子
19:00 (Eurospace) 『どぶ鼠作戦』1962年 岡本喜八監督 加山雄三 佐藤允主演
6月24日(月)Cプロ:マキノ正博(雅弘)と広沢虎造           会場=ユーロスペース
12:40 Eurospace 『新佐渡情話』1936年 清瀬英次郎監督 黒川弥太郎主演
14:20 『次郎長三国志第四部 勢揃い清水港』1953年 マキノ雅弘監督 小堀明男主演
16:00 対談「マキノと虎造」中島貞夫x山根貞男
17:00 『世紀は笑ふ』1941年 マキノ正博監督 杉狂児 広沢虎造主演
19:00 『續清水港』1940年 マキノ正博監督 片岡千恵蔵 広沢虎造主演
+浪曲「清水次郎長伝ー石松三十石船」玉川太福 曲師=玉川みね子
6月25日(火)Dプロ:浪曲演目録─「天保水滸伝」              会場=ユーロスペース
12:20 Eurospace 『座頭市物語』1962年 三隅研次監督 勝新太郎 天知茂主演
14:20 『瞼の母』1962年 加藤泰監督 中村錦之助 木暮実千代主演
16:00 対談「天保水滸伝と浪曲演目」玉川太福x坂本頼光
17:00 『番場の忠太郎』1955年 中川信夫監督 若山富三郎 山田五十鈴主演
18:50 『血斗水滸伝怒涛の対決』1959年 佐々木康監督 市川右太衛門主演
+浪曲「天保水滸伝ー平手造酒の駆けつけ」玉川奈々福 曲師=沢村豊子
6月26日(水)Eプロ:再映、そして浪曲の現在              会場=ユーロライブ
11:20 EuroLive 『赤穂義士』1954年 荒井良平監督 黒川弥太郎主演
13:20 『銭形平次捕物控 地獄の門』1952年 森一生監督 長谷川一夫主演
15:20 『呼子星』1952年 吉村廉監督 三益愛子 松島トモ子主演
17:10 『新佐渡情話』1936年 清瀬英次郎監督 黒川弥太郎主演
18:50 『噂の玉川奈々福 キネマ更紗』2018年 田島空監督
+浪曲「地べたの二人」玉川太福 曲師=玉川みね子
+浪曲「金魚夢幻」玉川奈々福 曲師=沢村豊子
  • 浪曲師 澤孝子(さわ・たかこ) 写真=森幸一
    千葉県銚子市出身。昭和29年、二代目広沢菊春に入門して菊奴を名乗る。昭和36年、澤孝子と改名。昭和48年NHK浪曲コンクール第一回最優秀賞、昭和57年芸術祭優秀賞受賞。(一社)日本浪曲協会会長を務め、現在相談役。師匠・菊春から受け継いだ作品に「徂徠豆腐」「竹の水仙」「猫餅の由来」「からかさ桜」などがあるほか、「春日局」「女人平家」「滝の白糸」「お富与三郎」などの新作浪曲も手掛ける。
  • 浪曲師 玉川奈々福(たまがわ・ななふく) 写真=森幸一
    神奈川県横浜市出身。1995年二代目玉川福太郎に曲師(浪曲三味線)として入門。2001年より浪曲師としても活動。2006年奈々福で名披露目。さまざまな浪曲イベントをプロデュースする他、自作の新作や長編浪曲も手掛け、他ジャンルとの交流も多岐にわたって行う。(一社)日本浪曲協会理事。平成30年度文化庁文化交流使として、中欧、中央アジア七か国で公演を行った。第11回伊丹十三賞受賞。
  • 浪曲師 玉川太福(たまがわ・だいふく) 写真=bozzo
    新潟県新潟市出身。2007年、二代目玉川福太郎に入門して太福を名乗る。同年11月、浅草木馬亭にて初舞台。2013年、浅草木馬亭にて名披露目。2015年 第一回渋谷らくご創作大賞、2017年 第72回文化庁芸術祭 大衆芸能部門 新人賞受賞。年間50公演を超える独演会を開催し、浪曲定席木馬亭をはじめ、落語の定席にも出演。古典の名作を継承する一方、さまざまな自作新作も手掛ける。
  • 曲師 沢村豊子(さわむら・とよこ) 写真=森幸一
    福岡県大牟田市出身。曲師(浪曲三味線)。1948年、11歳で佃雪舟に三味線の筋のよさを見込まれ浪曲界入り。山本艶子に師事し、佃雪舟の曲師として全国巡業。17歳で国友忠主催の「浪曲教室」に参加。以来、国友忠の相三味線となり、主に放送浪曲で活躍。三波春夫、村田英雄、二葉百合子などの曲師も務めた。近年は、ベテランから若手まで隔てなく曲師を務め多くの舞台や放送に出演。主に玉川奈々福の三味線をつとめる。
  • 太宰治が、「新佐渡情話」で翌朝にも号泣と書き残した短編「弱者の糧」
    映画を好む人には、弱虫が多い。私にしても、心の弱っている時に、ふらと映画館に吸い込まれる。心の猛(たけ)っている時には、映画なぞ見向きもしない。時間が惜しい。□何をしても不安でならぬ時には、映画館へ飛び込むと、少しホッとする。真暗いので、どんなに助かるかわからない。誰も自分に注意しない。映画館の一隅に坐っている数刻だけは、全く世間と離れている。あんな、いいところは無い。□私は、たいていの映画に泣かされる。必ず泣く、といっても過言では無い。愚作だの、傑作だのと、そんな批判の余裕を持った事が無い。観衆と共に、げらげら笑い、観衆と共に泣くのである。五年前、千葉県船橋の映画館で「新佐渡情話」という時代劇を見たが、ひどく泣いた。翌(あく)る朝、目がさめて、その映画を思い出したら、嗚咽(おえつ)が出た。黒川弥太郎、酒井米子、花井蘭子などの芝居であった。翌る朝、思い出して、また泣いたというのは、流石(さすが)に、この映画一つだけである。どうせ、批評家に言わせると、大愚作なのだろうが、私は前後不覚に泣いたのである。あれは、よかった。なんという監督の作品だか、一切わからないけれども、あの作品の監督には、今でもお礼を言いたい気持がある。□私は、映画を、ばかにしているのかも知れない。芸術だとは思っていない。おしるこだと思っている。けれども人は、芸術よりも、おしるこに感謝したい時がある。そんな時は、ずいぶん多い。

料 金

映画+浪曲:一般2000円 学生・会員1700円 高校生1000円
映画のみ :一般1400円 学生・会員1200円 高校生 800円
      (特別興行につき、シニア料金はありません)
●会員=ユーロスペースおよびシネマヴェーラ会員
●各回全座席指定
●ユーロスペース公式ウェブサイトおよび劇場窓口にて販売

【4月18日(木) 午前0時よりチケット販売開始】

一般のお客様

ユーロスペース会員のお客様

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