「渋谷らくご」若手競演 師走の三木助「芝浜」の会

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劇場での観覧は当日券を窓口でお求めください。（前売券の販売は現在行っておりません。）

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◎開演前に、2022年「渋谷らくご大賞」の授賞式あり

　毎年年末に開催している桂三木助師匠の「芝浜」を聴く会。今年は若手競演！
　活きのいい二つ目、立川談洲さんと春風亭朝枝さん。心地よいスピードで淡々と言葉を流し込んでくる談洲さんの落語は気付けば癖になる中毒性の高い落語。朝枝さんの、古典落語を信頼して楽しそうに語る姿は未来の名人像も予感させます。
　渋谷らくごのシンボル 鯉八師匠の落語は、現代の寓話。落語という手法でしか表現できない、現代人のさまざまなコンプレックスや心のありように、震撼しつつも笑い飛ばしましょう。
　トリは当代・桂三木助師匠の「芝浜」、年末の古典落語の代名詞的な演目です。毎年変化をつけながら挑み続ける師匠の高座、はじめての方も、落語ファンの方も、どうか聴いてほしい一席です。
　本公演は、開演前に「渋谷らくご大賞」の授賞式があります。お時間のある方はお早目にどうぞ。

▽立川談洲　たてかわ　だんす　落語立川流
2017年1月入門、現在5年目、2019年12月二つ目昇進。ヒップホップ基本技能指導資格を取得している。「東京芸人水脈史」を読んでテンションがあがった。打ち上げのあと記憶がないときは、PayPayの支払い履歴をみて思い出す。

▽春風亭朝枝　しゅんぷうてい　ちょうし　落語協会
2015年2月入門、現在8年目、2020年2月二つ目昇進。黒い柔らかそうな素材のシャツを好んで着る。夏にはツイッターでかき氷など夏を感じられる絵文字を使ってみていたが、冬になり「クリスマスツリー」や「雪」や「イルカ」の絵文字を使うようになる。

▽瀧川鯉八　たきがわ　こいはち　落語芸術協会
2006年24歳で瀧川鯉昇師匠に入門、2020年5月真打昇進。令和3年度国立演芸場花形演芸大賞金賞受賞、2年連続の受賞となった。映画「土を喰らう十二ヵ月」に出演している、映画公開日には町中華で盛りの炒飯と野菜炒めと餃子と焼売を食べた。

▽桂三木助　かつら　みきすけ　落語協会
19歳で入門、芸歴19年目、2017年9月真打ち昇進。晴れて欲しい日にはてるてる坊主をつくってみる。名古屋に行くたびにお土産として大量の味噌煮込みうどんを買ってしまう。