「渋谷らくご」一之輔シリーズ：渋谷で一之輔

　　９年前「渋谷らくご」の道筋をつけてくれた大恩人・一之輔師匠のトリ公演。前方には、近年の渋谷らくごを盛り上げてくれている若手たちを揃えました。
来年の真打昇進に向けて大躍進中のつる子さん、渋谷らくごのシンボル的存在・鯉八師匠、そして期待のルーキー小ふねさん。大劇場でなくユーロライブという至近距離で一之輔師匠の落語が楽しめる貴重な機会です。一之輔師匠をお目当てにはじめてに来てくれる方にも、渋谷らくごの魅力をお伝えしたい。お待ちしています！

▽林家つる子　はやしや　つるこ　落語協会
2010年9月に入門、2015年11月二つ目昇進。2016年にはミスiD2016の特別賞を受賞する。来年3月21日に真打昇進が決定した。氣志團を聴いてテンションをあげる。思い出の牛乳は「榛名牛乳」。

▽瀧川鯉八　たきがわ　こいはち　落語芸術協会
2006年24歳で瀧川鯉昇師匠に入門、2020年5月真打昇進。令和3年度国立演芸場花形演芸大賞金賞受賞、2年連続の受賞となった。続けようと思ってもストレッチをさぼってしまう。アキ・カウリスマキが好きで、最新作の『枯れ葉』の公開を楽しみにしている。

▽柳家小ふね　やなぎや　こふね　落語協会
24歳で入門、芸歴6年目、2022年5月二つ目昇進。私服は黒を選びがち。前座の頃に「足立区の方でお坊さんをやっている」と嘘をついて合コンに参加したことがある。高校生のときはじめてお台場にいったら大興奮して迷子になってしまった。

▽春風亭一之輔　しゅんぷうてい　いちのすけ　落語協会
23歳で入門、芸歴23年目、2012年3月真打ち昇進。三児のパパ。いま『教養としてのアントニオ猪木』を読んでいる。寒くなってくるとパーカーを着がち。派手な靴下を履きがち。閉場する国立演芸場の楽屋写真をたくさん撮った。