「渋谷らくご」若手真打注目株 さん花トリ公演：個性派集結

　滑舌の甘さを自らの武器にまでしてしまい、気づけば客席を虜にしてしまう伸べえさんを皮切りに、おさん師匠、小里ん師匠、さん花師匠と一度観たら忘れない個性派揃いの公演。
これからの時代を背負う本格派 さん花師匠のトリ、さらには大ベテランの小里ん師匠、落語の世界から飛び出してきたようなおさん師匠と、「芸人って最高だ！」と思わせてくれる楽しい公演になること間違いなし！

▽桂伸べえ　かつら　しんべえ　落語芸術協会
23歳で入門、2017年6月二つ目昇進。落語を覚えながら寝る。1番好きな飲み物はほうじ茶で、2番目に好きな飲み物が黒豆茶。この夏に行われたサッカー「パリ・サン=ジェルマン vs 川崎フロンターレ」を国立競技場で観戦した。写真に写りたがらない。

▽台所おさん　だいどころ　おさん　落語協会
31歳で入門、芸歴21年目、2016年3月真打ち昇進。毎朝、ケチャップのついたソーセージをおかずにして大量の白米を食べる。お釣りの小銭をポケットにたくさんため込んでしまう。米とパンとドトールと公園をこよなく愛する癒し系。

▽柳家小里ん　やなぎや　こりん　落語協会
21歳で入門、芸歴53年目、1983年9月真打昇進。大の映画好き。浅草出身なのでお祭りがとにかく好き。小学生の頃は、晩御飯を食べ終わると浅草六区の映画館に連れて行ってもらっていた。シブラクの楽屋で、はじめてタピオカミルクティーを飲んだ。

▽柳家さん花　やなぎや　さんか　落語協会
1979年8月1日、千葉県出身。2006年9月入門、2021年9月真打昇進。身長が180cmを超えている。辛いことがあった時はドリンクバーで流し込む。チェック柄のシャツを好んで選ぶ。暑い時も七分袖のチェックシャツ。紅茶花伝のミルクティーがお気に入り。