渋谷らくご

渋谷らくごプレビュー&レビュー

2022年 9月9日(金)~14日(水)

開場=開演30分前 / *浪曲 **講談 / 出演者は予告なく変わることがあります。

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9月11日(日)14:00~16:00 橘家文吾 立川笑二 田辺いちか 隅田川馬石

「渋谷らくご」渋谷らくご特選会

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プレビュー

 どの公演がいいのか迷ったら、この公演。渋谷らくごの心臓でもある隅田川馬石師匠をメインに、講談の田辺いちかさん、若手二つ目の文吾さん、立川笑二さんと、渋谷らくごを盛り立てる力のある若手が揃います。
 古典のなかに創意工夫があり、伝統芸に詳しくない現代の人も決して置いていかない実力派が集結します。古典や演芸は、つねにいまを生きる我々に届く新しさがある。そんなことを感じさせて公演です。

▽橘家文吾 たちばなや ぶんご 落語協会
21歳で三代目橘家文蔵師匠に入門、芸歴9年目、2018年11月二つ目昇進。楽屋に置いてあるお弁当を新幹線に持ち込んでビールとともに味わうのが好き。この夏は憧れの寝台列車「サンライズ瀬戸」に乗ることができた。

▽立川笑二 たてかわ しょうじ 落語立川流
20歳で入門、芸歴11年目、2014年6月に二つ目昇進。2019年と2020年の「渋谷らくご大賞 おもしろい二つ目賞」受賞。20年以上、自分でバリカンを入れて頭を剃っている。お台場の観覧車のラストランに乗ってみた。その晩に「乳房榎」の聖地巡礼をした。

▽田辺いちか たなべ いちか 講談協会
2014年に入門、芸歴8年目、2019年3月に二つ目昇進。2020年渋谷らくご「楽しみな二つ目賞」受賞。東京都水道博物館が好き。ソフトクリームは両手で持って食べる。猫を触りたいが、猫に警戒されてなかなか触ることができない。

▽隅田川馬石 すみだがわ ばせき 落語協会
24歳で入門、芸歴29年目、2007年3月真打昇進。フルマラソンのベストタイムは、4時間を切るほどの速さ。読売新聞オンラインでも元気なジョギング姿を披露するなどスポーツに関する連載をもつ。自転車移動を好む。落語を終えるとすぐに帰る。