「渋谷らくご」温故知新の会 文蔵を聴く会

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　温故知新。落語の世界では、どの噺にも決定的な仕事をした口演というのがあり、その口演に最大の敬意を払いつつ現代の演者は現代にしかできない演出を凝らします。この会は、そんな過去のレコード（記録）を乗り越えようと創意工夫を続ける演者さんたちの集まり。常に新鮮な発見に満ち、自分にしかできない落語の形を追求する方々です。トリは渋谷らくごの親分 仕事人の文蔵師匠です。

▽三遊亭遊子　さんゆうてい　ゆうこ　落語芸術協会
23歳で入門、芸歴10年目、2016年6月二つ目昇進。おしゃれなスニーカーを履いている。1kmを5分台で走るほど俊足、鼻呼吸をするとゾーンに入れるとのこと。TBSオールスター感謝祭の「ミニマラソン」のレギュラーメンバー。今回のは5位だった。

▽立川志ら乃　たてかわ　しらの　落語立川流
24歳で入門、芸歴23年目、2012年12月真打昇進。スーパーマーケットが大好き、都内のスーパーマーケットを巡回している。最近はロピアの100円を入れると鍵が外れるショッピングカートに感動した。値引きシールが貼ってある菓子パンを買ってしまう。

▽田辺いちか　たなべ　いちか　講談協会
2014年に入門、芸歴8年目、2019年3月に二つ目昇進。2020年渋谷らくご「楽しみな二つ目賞」受賞。東京都水道博物館が好き。猫を触りたいが、猫に警戒されてなかなか触ることができない。電車の中でひそかに稽古を始めると目的の駅を通り過ぎてしまう。

▽橘家文蔵　たちばなや　ぶんぞう　落語協会
24歳で入門、芸歴35年目、2001年真打昇進。ツイッターで、朝ご飯や酒の肴など、日々の料理をつぶやいている。最近つくった料理は「しらたきが入った肉豆腐」、翌日はご飯に乗せて汁だくの牛丼にした。寒い日は焼酎のお湯割を飲んで体を温める。