「渋谷らくご」渋谷らくご特選会：馬石で〆

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本公演はオンライン配信視聴を行いません。是非劇場へ足をお運びください。

今月のラストは、馬石師匠にしっかりしめてもらいましょう。落語には、笑ってたのしい滑稽噺と、じっくり聞かせる人情噺がありますが（その中間のような噺もあります）、さて馬石師匠はどちらで来るか。前にどんな噺がでたか、その日の客席の雰囲気、さらにその日の天気、それらを受けて、演者がどんな噺を選ぶかを想像するのも、落語を聞く楽しみのひとつです。
　前方には、たしかな実力で魅せる・あお馬さん、淡泊なのにうま味抜群の若手真打・小助六師匠、独自のセンスが光る新作で躍進中の鯉白さんです。

▽柳家あお馬　やなぎや　あおば　落語協会
25歳で入門、芸歴10年目、2019年2月二つ目昇進。喫茶店が好きで、新規開拓も欠かさない。落語協会創立100周年企画の会議で書記をつとめる。月に1回カラオケで喉を潰すほど歌って声を鍛えている。毎日うまいことを言おうとしている。

▽雷門小助六　かみなりもん　こすけろく　落語芸術協会
17歳で入門、芸歴23年目、2013年5月真打昇進。猫を飼って、可愛がっている。インスタグラムをやっているが、ほとんどの写真が猫である。スーツを着て楽屋入りされる。先日までネクタイをしていたが、7月に入ってからはノーネクタイで過ごしている。

▽瀧川鯉白　たきがわ　りはく　落語芸術協会
29歳で入門、芸歴13年目、2016年4月二つ目昇進。Youtubeでショートフィルム公開している、ぬいぐるみのポポが家の中を歩き回るストーリー。チョコレート菓子だったら「コアラのマーチ」より「「プッカ」派。

▽隅田川馬石　すみだがわ　ばせき　落語協会
24歳で入門、芸歴30年目、2007年3月真打昇進。フルマラソンのベストタイムは、4時間を切るほどの速さ。20歳の頃からお風呂上がりに体操をするのが習慣になっている、夜中どんなに酔っ払っても体操は欠かさない。自転車移動を好む。落語を終えるとすぐに帰る。