渋谷らくご

渋谷らくごプレビュー&レビュー

2020年 7月10日(金)~14日(火)

開場=開演30分前 / *浪曲 **講談 / 出演者は予告なく変わることがあります。

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7月13日(月)20:00~22:00 柳亭市童 春風亭昇羊 立川吉笑 橘家文蔵

「渋谷らくご」文蔵落語会:気鋭の二つ目を味わう

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プレビュー

 渋谷らくごのアニキ 文蔵師匠がトリをとる会。気鋭の二つ目三人が挑みます。
 昨年の渋谷らくご大賞 柳亭市童さん。まっすぐに古典を語って、なぜだか一番おもしろい。恐るべき表現力と肉体。
 春風亭昇羊さんは、創作能力も抜群、意地悪そうな笑顔と視点で世の中を切り取る手腕も見事な期待の二つ目。
 立川吉笑さんは立川流を代表する二つ目のひとり。才気ほとばしるマクラからジェットコースターに乗ったような心持でお楽しみください。
 トリの文蔵師匠の落語には、キュンとハートをつかまれる瞬間がかならずあるはず。丁寧な仕事ぶりに身を任せましょう。

▽柳亭市童 りゅうてい いちどう
18歳で入門、芸歴9年目、2015年5月二つ目昇進。最近、公式ウェブサイトができた。ダイエットをしようと、ランニング用品を買い揃えたが、初日に膝を痛めてしまった。ファミレスの「ジョイフル」が好き。

▽春風亭昇羊 しゅんぷうてい しょうよう
1991 年 1 月 17 日、神奈川県横浜市出身、2012 年入門、2016 年二つ目昇進。飲み会ではペースメーカーとなり、 一番盛り上がった時にしっかりと散会させる技術を持つ。先日、漢字検定2級を受験したが、合格まであと17点必要だった。

▽立川吉笑 たてかわ きっしょう
26歳で入門、現在芸歴9年目、2012年4月二つ目昇進。もともとは酒豪だったが、酒断ちをしていまは炭酸水で過ごす。「WEB空間でなく夢空間へ」や「立川吉笑の作業場の賃料を払える権利」といった企画を次々と発表している。先日、「やついフェス」に出演した。

▽橘家文蔵 たちばなや ぶんぞう
24歳で入門、芸歴33年目、2001年真打昇進。最近は「文蔵組」にてオンライン落語会を開催している。ツイッターで、朝ご飯や酒の肴など、日々の料理をつぶやいている。最近つくった料理は「ガーリックライスの上に煮込んだチキンかレーをかけたもの」。

レビュー

2020.7.13(月)20-22「渋谷らくご」
柳亭市童(りゅうてい いちどう)-蛙茶番
春風亭昇羊(しゅんぷうてい しょうよう)-置泥
立川吉笑(たてかわ きっしょう)-道灌
橘家文蔵(たちばなや ぶんぞう)-笠碁

柳亭市童さん

  • 柳亭市童さん

春風亭昇羊さん

  • 春風亭昇羊さん

立川吉笑さん

  • 立川吉笑さん

橘家文蔵師匠

  • 橘家文蔵師匠

写真:武藤奈緒美Twitter:@naomucyo
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