「渋谷らくご」軽妙にして重厚

　楽しくって、疲れなくって、笑って、気づいたら落語の世界に浸っている。聴いてその場で忘れるくらいの軽妙さと、ずっと噺の余韻が残る重厚さ。相反しそうなふたつの要素を両方とも持っている演者4名、大好きな人たちが集まってくれました。
　二つ目から大ベテランまで！ こんな会があっていいのかしら。全員団体が別。こりゃ楽しいにちがいない番組です！乞うご期待。

▽三遊亭好二郎　さんゆうてい　こうじろう
2016年25歳で三遊亭兼好師匠に入門、2020年2月二つ目昇進。竹下製菓のブラックモンブランというアイスがソウルフード。「マルタイラーメン　長浜博多とんこつラーメン」もソウルフード。おみくじを引いたところ「中吉」だった。

▽立川談吉　たてかわ　だんきち
26歳で入門、芸歴13年目、2011年6月二つ目昇進。iPhoneの待受が「いくら」。「つじ田BOXチャンネル」というラーメンのYouTubeチャンネルを見続けていてラーメンが食べたい。ドラクエシリーズの戦闘BGM中で、「ドラクエⅣ」のBGMが一番かっこいいと思っている。

▽快楽亭ブラック　かいらくてい　ぶらっく
16歳で立川談志に入門、芸歴52年目。90年、国立演芸場花形演芸会金賞、2000年、「快楽亭ブラック毒演会」が文化庁の芸術祭賞優秀賞を受賞する。2005年、落語立川流を自主退会。歌舞伎から日本映画まで深い知識がある。

▽柳家小せん　やなぎや　こせん
22歳で入門、芸歴24年目、2010年9月真打ち昇進。橘家文蔵師匠と入船亭扇辰師匠と音楽ユニット「三K辰文舎」としても活動中。YouTubeでは曲の弾き語りを公開している。先日、「いか純米」という、いかにあう日本酒を飲んだ。