渋谷らくご

渋谷らくごプレビュー&レビュー

2021年 11月12日(金)~17日(水)

開場=開演30分前 / *浪曲 **講談 / 出演者は予告なく変わることがあります。

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11月15日(月)19:00~21:00 立川寸志 入船亭扇里 立川吉笑 田辺いちか**

「渋谷らくご」だれがなんと言おうとも

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プレビュー

 だれがなんと言おうとも、自分はこの道、このスタイル。そんなかっこいい生き方を貫く演者さんたちです。
 7年前の渋谷らくご開幕初日に前座で入っていた寸志さんも、いまや渋谷らくごを支える存在になりました。
 渋谷らくごの歴史は吉笑さんの歴史でもあるほど、本日の出演者のなかでは一番出演回数の多い方、これからの落語、創作らくごに力を注ぐ巨大な才能です。
 扇里師匠は2015年からお世話になっている真打、そのヴィンテージな語り口で、ほかの落語会にはないスパイスを、渋谷らくごに注入してくださっております。
 最後は講談 田辺いちかさん。2年半前に二つ目昇進したばかりですが、スターとなるべき逸材です。スタイルから、その覚悟がうかがえますのでどうぞ講談、そしていちかさんを追いかけてください!

▽立川寸志 たてかわ すんし 落語立川流
44歳で入門、芸歴11年目、2015年二つ目昇進。編集マンをやめて、落語家になった。チラシの構成から、文章まで編集マンの能力を遺憾なく発揮する。アイデアを書き溜める大学ノートは横書き、シャーペンで書き込んでいく。

▽入船亭扇里 いりふねてい せんり 落語協会
19歳で入門、芸歴26年目、2010年真打ち昇進。食べられない時期は競馬で稼いでいた。熱狂的なベイスターズファン。いま「ソーイング・ビー」にはまっていて、将来オーバーオールを着ようと思っている。若干の「おかえりモネ」ロス。

▽立川吉笑 たてかわ きっしょう 落語立川流
26歳で入門、現在芸歴12年目、2012年4月二つ目昇進。もともとは酒豪だったが、酒断ちをしていまは炭酸水で過ごす。全国の図書館を巡ることが趣味の一つ。考える時はコーヒーを飲む。MacBook Airを片手に移動する。

▽田辺いちか たなべ いちか 講談協会
2014年に入門、芸歴8年目、2019年3月に二つ目昇進。2020年渋谷らくご「楽しみな二つ目賞」受賞。中国・長安大学で日本語の教師だったことがある。ツイッターでは「キラキラ」や「クラッカー」の絵文字を多用する。最近画像をツイートできずに困っている。