「渋谷らくご」華のある演者を観て、推しを見つけよう！

　華も実力もある演者たちによる公演です。古今亭文菊師匠、柳亭小痴楽師匠はいま落語界でも絶対に聴いておくべき中心的存在です。入り口に最適！
　この公演の見どころは、お二人の師匠方に割って入る二つ目さん。文吾さんはシュッとした印象ですが芸人独特の毒もあり楽しい存在。つる子さんマクラに落語と、すでにつる子節を確立しており、将来の落語界でも大事な存在になります。
　最初から最後まで見どころしかありません！　トリの文菊師匠が公演をどうまとめるのか、乞うご期待！

▽橘家文吾　たちばなや　ぶんご　落語協会
21歳で三代目橘家文蔵師匠に入門、芸歴9年目、2018年11月二つ目昇進。本名が「中西翼」とカッコいい。シブラクに行く前には、カレー食べがち。最近noteにてエッセイを書いている。文蔵師匠がつくる味玉や塩辛が大好き。

▽柳亭小痴楽　りゅうてい　こちらく　落語芸術協会
16歳で入門、芸歴17年目、2009年11月二つ目昇進。2019年9月に真打昇進。本が好き、本のお供には煙草「HOPE」、煙草が違法になったらやめようと思っている。「浅草最終出口 浅草芸人・深見千三郎伝」という本が読みたくなり、古本屋さんで手に入れた。

▽林家つる子　はやしや　つるこ　落語協会
2010年9月に入門、2015年11月二つ目昇進。2016年にはミスiD2016の特別賞を受賞する。群馬地酒大使をつとめている。最近BSフジの「植野食堂」のナレーションをつとめている。手相を占ってもらったところ、今年は恋愛運がいいとのこと。

▽古今亭文菊　ここんてい　ぶんぎく　落語協会
23歳で入門、芸歴19年目、2012年9月真打昇進。私服がおしゃれで、楽屋に入るとまず手を洗う。前座さんからスタッフにまで頭を下げて挨拶をする。まつげが長い。最近ダイエットに挑戦中。大学では漕艇部に所属、熱中していたが、オリンピックでボートは見ない。