「渋谷らくご」創意工夫の落語会

　この会は四人の真打による、脳みそを刺激してやまない二時間となりそうです。
　技術的には申し分ないのはもちろんのこと、現代のお客さんにも伝わるような工夫や創造性が随所にみられる落語が並びます。
　もちろん、もとがどんな形だったのか、なんてことはわからなくても大丈夫。いま、この人たちの落語を聴いて、自然に想像できたなら、それが創意工夫の証です。
　いまでいうとこういうことかなぁ、映像がくっきり思い浮かぶなぁ、おもしろいなぁ、そう思えるからこそ、この師匠方は最前線にいらっしゃるのです。職人技が光る日曜の昼公演、これは絶対楽しいぞ！

▽立川志ら乃　たてかわ　しらの　落語立川流
24歳で入門、芸歴23年目、2012年12月真打昇進。スーパーマーケットが大好き、都内のスーパーマーケットを巡回している。先日はオオゼキで京野菜を買った。先日購入した焼き芋家電でシルクスイートという銘柄のサツマイモを焼いている。

▽柳家勧之助　やなぎや　かんのすけ　落語協会
2003年21歳で柳家花緑師匠に入門、現在芸歴19年目、2018年9月真打昇進。ヤクルトスワローズファン。たまにツイッターにアップする写真のモザイクが荒い。好きな食べ物はうなぎ。

▽立川談修　たてかわ　だんしゅう　落語立川流
22歳で入門、芸歴26年目、2013年に真打昇進。自主制作した落語CD「ソーシャルディス談修」を発売中。先日iPhoneの機種変更をおこなったが、データ移管の方法に驚いた。鳥の写真が好き。

▽橘家文蔵　たちばなや　ぶんぞう　落語協会
24歳で入門、芸歴35年目、2001年真打昇進。ツイッターで、朝ご飯や酒の肴など、日々の料理をつぶやいている。最近つくった料理は「新玉ねぎと二日間塩麹につけた鳥もも肉と二日間茹でた干し椎茸をつかったホワイトシチュー」。よく荻原と萩原を読み違える。