渋谷らくご

渋谷らくごプレビュー&レビュー

2022年 2月11日(金)~16日(水)

開場=開演30分前 / *浪曲 **講談 / 出演者は予告なく変わることがあります。

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2月13日(日)17:00~19:00 三遊亭遊子 立川寸志 春風亭昇々 快楽亭ブラック

「渋谷らくご」エネルギッシュ!元気がでる落語

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プレビュー

 コロナ禍でウツウツとした日々を過ごしている方、元気が自然とわいてくる方法にはいくつかあるけど、エネルギッシュな人たちを見るというのも元気がでる方法のひとつ! この公演に出演する大ベテランのブラック師匠も、一番若手の遊子さんも、40歳を過ぎて入門した寸志さんも、アバンギャルドな昇々師匠も、みーんな元気! 楽しいのです。
 どことなくいかがわしさもある面々、これだよ、落語を聴きにくるってこういうことなんだよ!という、劇場ならではの楽しみもあります。ブラック師匠の本寸法の落語を聴ける、渋谷らくごはとっても貴重な場所なのです。

▽三遊亭遊子 さんゆうてい ゆうこ 落語芸術協会
23歳で入門、芸歴10年目、2016年6月二つ目昇進。おしゃれなスニーカーを履いている。10kmを38分台で走るほど俊足、鼻呼吸をするとゾーンに入れるとのこと。今年の1月は半月間「中村美律子と純烈の新春初うた!初笑い!」に出演し続けた。

▽立川寸志 たてかわ すんし 落語立川流
44歳で入門、芸歴11年目、2015年二つ目昇進。編集マンをやめて、落語家になった。チラシの構成から、文章まで編集マンの能力を遺憾なく発揮する。「東京都立大学オープンユニバ―シティ《落語で歩く江戸・東京》」の講師、古地図を見ながら東京を歩いている。

▽春風亭昇々 しゅんぷうてい しょうしょう 落語芸術協会
1984年11月26日、千葉県松戸市出身。2007年に入門、2021年5月真打昇進。「2016年渋谷らくご大賞」受賞、「2020年渋谷らくご創作大賞」受賞。ツイッターにアップされているCDや手ぬぐいの販売促進動画が斬新。

▽快楽亭ブラック かいらくてい ぶらっく フリー
16歳で立川談志に入門、芸歴52年目。90年、国立演芸場花形演芸会金賞、2000年、「快楽亭ブラック毒演会」が文化庁の芸術祭賞優秀賞を受賞する。2005年、落語立川流を自主退会。歌舞伎から日本映画まで深い知識がある。