「渋谷らくご」吉笑三題噺六日間　day6

林家つる子　はやしや　つるこ
柳亭小痴楽 　りゅうてい　こちらく
春風亭昇々　しゅんぷうてい　しょうしょう　※2020年創作大賞
立川吉笑　たてかわ　きっしょう

開演前に募集した三つのお題をおもとに、即興で噺をこしらえる「三題噺」。現在の「渋谷らくご大賞」そして「渋谷らくご創作大賞」の立川吉笑さんが挑む六日間、本日は最終日です。
DAY6は、ともに2017年の創作大賞ファイナルの舞台にあがった林家つる子さん、落語を独自演出、あるいは女性目線で再構成する手腕も表現力も見事な実力のある二つ目さんです。
さらには落語界でも要の位置にいる、落語を体現する人気者 柳亭小痴楽師匠、さらには小痴楽師匠とおなじくユニット「成金」でも活躍し、吉笑さんとは創作ユニット「ソーゾーシー」の仲間、さらには2020年、大賞を獲りにきた吉笑さんからアッサリと大賞を奪った男、昇々師匠の登場です。
　吉笑さん、90分後、世界初披露の創作らくごを発表します。そしてこの日、吉笑さんは「立川吉笑バージョン4.0」くらいの男になっていることでしょう。どうか皆さん、フィナーレを見届けにきてくださいね！

▽林家つる子　はやしや　つるこ　落語協会
2010年9月に入門、2015年11月二つ目昇進。2016年にはミスiD2016の特別賞を受賞する。群馬地酒大使をつとめている。スズラン百貨店を推している。最近BSフジの「植野食堂」のナレーションをつとめている。

▽柳亭小痴楽　りゅうてい　こちらく　落語芸術協会
16歳で入門、芸歴17年目、2009年11月二つ目昇進。2019年9月に真打昇進。本が好き、本のお供には煙草「HOPE」。年に数回新宿駅での京王線と京王新線の乗り換えで迷子になってしまい、遅刻を免れるためにタクシーに乗ることになってしまう。

▽春風亭昇々　しゅんぷうてい　しょうしょう　落語芸術協会
1984年11月26日、千葉県松戸市出身。2007年に入門、2021年5月真打昇進。「2016年渋谷らくご大賞」受賞、「2020年渋谷らくご創作大賞」受賞。先日、バレンタインデー当日にチョコレートをもらえなかったことを正直に家族に打ち明けた。

▽立川吉笑　たてかわ　きっしょう　落語立川流
26歳で入門、現在芸歴12年目、2012年4月二つ目昇進。「渋谷らくご大賞2021」＆「創作大賞 2021」初のW受賞者。もともとは酒豪だったが、酒断ちをしていまは炭酸水で過ごす。煮詰まったときは、全力でトイレの掃除をしてみる。