渋谷らくご

渋谷らくごプレビュー&レビュー

2022年 5月13日(金)~18日(水)

開場=開演30分前 / *浪曲 **講談 / 出演者は予告なく変わることがあります。

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5月18日(水)19:00~21:00 柳亭信楽 台所おさん 春風亭朝枝 瀧川鯉八

「渋谷らくご」新しい才能の会

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プレビュー

新しい才能。なかなか発見されづらい、あるいは理解されづらい、そんな人もたまにはいます。が、この方々はすでに多くの方面で見つかっちゃってる人たち! 自らの武器を最大に活かして先鋭化させる生存戦略で、いま見事に注目されている方々です。
トリの鯉八師匠は渋谷らくごの象徴的存在、完全創作一本槍の天才です。もうひとりの真打、おさん師匠は愛されるキャラクターで古典落語に新しい魅力を吹き込む異才。一度観たら忘れない演者さんです。
二つ目の朝枝さんはこのキャリアですでに老境の風格、落語への全幅の信頼が気持ち良い高座ですでに落語ファンから熱い視線を浴びている新時代の二つ目です。おなじ二つ目の信楽さん、現代的な感性で古典/創作を操る楽しい高座を連発しています。
 見どころしかない5月の最終公演、乞うご期待です!

▽柳亭信楽 りゅうてい しがらき 落語芸術協会
30歳で入門、芸歴8年目、2018年二つ目昇進。ツイッターやラジオトークなどで発信している。朝食にいちごバナナスムージーなどを飲んだりする。「ゼルダの伝説」にのめり込んでしまっている。

▽台所おさん だいどころ おさん 落語協会
31歳で入門、芸歴21年目、2016年3月真打ち昇進。落語家になる前に、東京から大阪まで歩いて旅したことがある。毎朝、ケチャップのついたソーセージをおかずにして大量の白米を食べる。米とパンとドトールと公園をこよなく愛する癒し系。

▽春風亭朝枝 しゅんぷうてい ちょうし 落語協会
2015年2月入門、現在8年目、2020年2月二つ目昇進。黒い柔らかそうな素材のシャツを好んで着る。落語家になる前は、バンドをやっていたり、板前をやっていたりした。ラジオから流れてきた落語を偶然聞いたことから落語にのめり込むようになる。

▽瀧川鯉八 たきがわ こいはち 落語芸術協会
2006年24歳で瀧川鯉昇師匠に入門、2020年5月真打昇進。令和3年度国立演芸場花形演芸大賞金賞受賞、2年連続の受賞となった。宣伝ツイートには美味しそうな食べ物の写真を載せる。今年の秋公開予定・沢田研二さん主演の映画「土を喰らう十二ヶ月」に出演する。