渋谷らくごプレビュー&レビュー
2023年 5月12日(金)~16日(火)
開場=開演30分前 / *浪曲 **講談 / 出演者は予告なく変わることがあります。
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プレビュー
平日夕方の18-19時の企画公演、月曜日の試みは「実話怪談」の「怪噺」の会。怪談を落語風に語る試みで、今回は第二弾です。
企画立案の柳家花ごめさんが今回のお相手にブッキングしてくださったのは怪奇蒐集者でも有名な木根さん!
怖いけど覗いてみたい、という方はぜひ配信で。思い切り話芸を楽しむぞ、という方は劇場で一緒に震えましょう。
▽柳家花ごめ やなぎや かごめ 落語協会
2009年入門、2014年6月二つ目昇進。最近、ツイキャスの使い方を勉強している。ハッシュタグをたくさんつけたツイートをすると、凍結されると聞いてから、ツイートするのが怖くなっている。歌舞伎にはまりかけている。すゑひろがりずのゲーム実況がお気に入り。
▽木根緋郷 きねひさと
怪談師。北海道出身、岐阜育ち。Youtubeチャンネルにて怪談を配信している。また着用しているブラックジャケットについても紹介している。
レビュー
文:とも朕 Twitter:@toyono2010 (ともちん。シンガポール育ち、帰国子女。映画、海外ドラマ、落語、読書が大好き!映画などの感想レビューもツイートしてます。)
柳家花ごめ-ポスト
木根緋郷-バスケットボール
トーク-木根緋郷・柳家花ごめ
柳家花ごめ-猿の神様
昔シンガポールに住んでいた頃、(若気の至りで?)とある廃病院で肝試しをしたことがあります。そこは戦争中、日本軍が拷問処刑を行っていた言われる、シンガポールNo1心霊スポット。もちろん怪奇現象は起こりませんでしたが、「日本人の残虐さから、こんな都市伝説が生まれたのだ」と思うと、現地のトモダチの手前とても居心地が悪く、その晩は悪夢を見てしまいました。このように、オバケは人の心の疾しさに住み着くものではないでしょうか。。
さて、今日はプロによる怪談噺、しかも実話!怖いのでしょうねえ、ワクワク。オンライン視聴で、ムード満点にローソクを灯したりして楽しみ魔性〜!
1話目は、あるマンションのエントランス。ポストをあさっている謎の男、それは亡くなった叔父さんだった!なぜ今、出てきたの?その理由とは。。
2話目は、猿の人形を修理した男が奇妙な夢を見ます。その後に起こった東日本大震災、何と猿が家族を救ってくれた!?
どちらも怖いというより、ほっこりする結末でした。落語風の話芸として語られる怪談は、恐ろしいだけではなく人情噺の様な要素があり、奥深いと思いました。
トークでは、落語と今回の実話怪談との違いについて。まず本当に起こった事象であること。あと、落語では同じタイプの話が続かないようにする一方、怪談は同じテーマが続く方が効果的とか。確かに学校の怪談とか、無限に沢山ありますよね。
1話目は、子供に取材して聞いたお話。ある子供が幽霊を見た後、何と口の中にバスケットボールが入ってしまったとか。ビジュアル的に凄い!
そして、トーク中に語られた2話目は、ある学校校舎の閉鎖された部分に置かれた謎の人形、その正体とは?その学校で一体何が起こったのか!?
人形が出てくる話は、もれなく怖いです!
木根さんの実話怪談は、取材を元に収集しているそう。そして、怪談が起きた現場には必ず赴いてみる、とのこと。この学校にも行かれたそうですが、異様な雰囲気だったそうです。勇気あるー。ちなみに木根さんに、霊感はないそうです。
初めて真剣に聞きましたが、怪談には色々なタイプがあって面白いですね。もっと知りたい、聴いてみたい!
そういえば、国立劇場の伝統芸能情報館でも怪談物についての展覧会が行われています。8月まで開催なので、夏休みに行ってみたくなりました!
柳家花ごめ-ポスト
木根緋郷-バスケットボール
トーク-木根緋郷・柳家花ごめ
柳家花ごめ-猿の神様
昔シンガポールに住んでいた頃、(若気の至りで?)とある廃病院で肝試しをしたことがあります。そこは戦争中、日本軍が拷問処刑を行っていた言われる、シンガポールNo1心霊スポット。もちろん怪奇現象は起こりませんでしたが、「日本人の残虐さから、こんな都市伝説が生まれたのだ」と思うと、現地のトモダチの手前とても居心地が悪く、その晩は悪夢を見てしまいました。このように、オバケは人の心の疾しさに住み着くものではないでしょうか。。
さて、今日はプロによる怪談噺、しかも実話!怖いのでしょうねえ、ワクワク。オンライン視聴で、ムード満点にローソクを灯したりして楽しみ魔性〜!
柳家花ごめさん「ポスト」「猿の神様」
1話目は、あるマンションのエントランス。ポストをあさっている謎の男、それは亡くなった叔父さんだった!なぜ今、出てきたの?その理由とは。。
2話目は、猿の人形を修理した男が奇妙な夢を見ます。その後に起こった東日本大震災、何と猿が家族を救ってくれた!?
どちらも怖いというより、ほっこりする結末でした。落語風の話芸として語られる怪談は、恐ろしいだけではなく人情噺の様な要素があり、奥深いと思いました。
トークでは、落語と今回の実話怪談との違いについて。まず本当に起こった事象であること。あと、落語では同じタイプの話が続かないようにする一方、怪談は同じテーマが続く方が効果的とか。確かに学校の怪談とか、無限に沢山ありますよね。
木根緋郷さん「バスケットボール」
1話目は、子供に取材して聞いたお話。ある子供が幽霊を見た後、何と口の中にバスケットボールが入ってしまったとか。ビジュアル的に凄い!
そして、トーク中に語られた2話目は、ある学校校舎の閉鎖された部分に置かれた謎の人形、その正体とは?その学校で一体何が起こったのか!?
人形が出てくる話は、もれなく怖いです!
木根さんの実話怪談は、取材を元に収集しているそう。そして、怪談が起きた現場には必ず赴いてみる、とのこと。この学校にも行かれたそうですが、異様な雰囲気だったそうです。勇気あるー。ちなみに木根さんに、霊感はないそうです。
初めて真剣に聞きましたが、怪談には色々なタイプがあって面白いですね。もっと知りたい、聴いてみたい!
そういえば、国立劇場の伝統芸能情報館でも怪談物についての展覧会が行われています。8月まで開催なので、夏休みに行ってみたくなりました!