渋谷らくごプレビュー&レビュー
2023年 9月8日(金)~12日(火)
開場=開演30分前 / *浪曲 **講談 / 出演者は予告なく変わることがあります。
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プレビュー
落語には江戸明治大正くらいまでに作られた古典落語と、それ以降現在まで創られ続けている「新作落語(=創作落語)」があります。吉笑さんはおそらく新作落語、小助六師匠・文菊師匠は古典落語、伸べえさんは二刀流。作り手のエネルギーに満ちた新作落語、年月をかけて練りに練られた古典落語、演者は使う筋肉がちがいますが、聴くお客さんも同様です。落語筋を鍛えられる公演です。
シブラク創作の雄・吉笑さん、昨年のシブラク創作落語大賞受賞者・伸べえさん、話芸の職人・小助六師匠、渋谷らくごに欠かせない文菊師匠の登場です。
▽立川吉笑 たてかわ きっしょう 落語立川流
26歳で入門、現在芸歴13年目、2012年4月二つ目昇進。「渋谷らくご大賞2021」&「創作大賞 2021」初のW受賞者。「2022年NHK新人落語大賞」受賞。「真打トライアル」を始動している。例年夏になるとダイエットを試みる、今年は諦めている。
▽桂伸べえ かつら しんべえ 落語芸術協会
23歳で入門、2017年6月二つ目昇進。「2022年渋谷らくご創作大賞」受賞。落語を覚えながら寝る。1番好きな飲み物はほうじ茶で、2番目に好きな飲み物が黒豆茶。写真に写りたがらない。たこ焼きパーティー=「タコパ」を一度やってみたい。
▽雷門小助六 かみなりもん こすけろく 落語芸術協会
17歳で入門、芸歴23年目、2013年5月真打昇進。猫を飼って、可愛がっている。インスタグラムをやっているが、ほとんどの写真が猫である。年長の猫、茶々が20歳を迎えた。スーツを着て楽屋入りされる。トリをとると大体打ち上げに行くことが多い。
▽古今亭文菊 ここんてい ぶんぎく 落語協会
23歳で入門、芸歴22年目、2012年9月真打昇進。私服がおしゃれで、楽屋に入るとまず手を洗う。前座さんからスタッフにまで頭を下げて挨拶をする。まつげが長い。最近ダイエットに挑戦中。大学では漕艇部に所属、熱中していた。細身のジーンズを履きがち。