渋谷らくご

渋谷らくごプレビュー&レビュー

2023年 9月8日(金)~12日(火)

開場=開演30分前 / *浪曲 **講談 / 出演者は予告なく変わることがあります。

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9月11日(月)20:00~22:00 立川こしら 入船亭扇里 三遊亭遊雀 柳家小八

「渋谷らくご」小八トリ公演:ゴーイングマイウェイ

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プレビュー

 いろいろなエンタメがあるなかで落語の大きな特徴は、演者がひとりだということ。小道具や照明もなく、舞台に出ている間、演者はたったひとり。これはもうマイペースな人の勝ち、そんな芸能が落語です。これでもか!と我が道を歩み続けてきた4人の登場です。
 トリは落語界ではまだまだ若手ながら年齢的には今年40代後半に入った小八師匠。もしかするとお客さんの中に年齢が近い人も多いかもしれません。自分と同時代を生きてきた落語家が進化していく過程をぜひ楽しんでいただきたい。前方は、こちらも40代後半の奇才・こしら師匠、こしら師匠と同い年の語り部・扇里師匠、渋谷らくごでは「コントラスト落語会」で大人気のふたりです。
現在50代後半でこれから円熟の60~70代を迎えること間違いなしの遊雀師匠が3番手、最高の仕事をしてくださいます。それぞれのマイウェイをお楽しみ下さい。

▽立川こしら たてかわ こしら 落語立川流
21歳で入門、芸歴27年目、2012年12月真打昇進。着物からお米まで自作する。先日はサッカー天皇杯の準々決勝の試合にて、ビリヤニ屋さんのお手伝いをした、こしら師匠の集客成果で1時間で完売した。扇里師匠にパン屋さんを開業させようとしている。

▽入船亭扇里 いりふねてい せんり 落語協会
19歳で入門、芸歴27年目、2010年真打昇進。食べられない時期は競馬で稼いでいた。熱狂的なベイスターズファン。最近セブンイレブンのレモネードゼリーにハマっている。こしら師匠も毎日店頭に立つならばパン屋を開いてもいいかなぁと少しだけ思っている。

▽三遊亭遊雀 さんゆうてい ゆうじゃく 落語芸術協会
23歳で入門、芸歴35年目、2001年9月真打昇進。酒豪。飛行機と鉄道が大好き。お肌の保湿を第一に考えキュレルを使用する。乗り物が大好きで、バスにも積極的に乗る、新幹線の新しいチャイムに興奮した。先日、ツイッターを開設してみた。

▽柳家小八 やなぎや こはち 落語協会
25歳で柳家喜多八に入門、芸歴20年目、2017年3月真打昇進。誰かに喫煙しているところを見られるととっさにアイコスを隠しがち。雑誌「Begin」が運営しているYouTubeチャンネル「BeginTube」にて最新アイテムを紹介している。夏になると白いTシャツを着がち。