「渋谷らくご　～下北半島の怪物 三遊亭青森五日間day4～」

　青森祭day4は、青森さんの前に古典の実力派を揃います。前方には渋谷らくごの心臓 馬石師匠。いまや誰もが認める古典の名手・馬石師匠ですが、若手の頃は、客よりも先に楽屋がその面白さに気がついたという逸話もある、真の実力者。いつもはトリだが今日は3番手で青森さんにプレッシャーをかけます。さらに、前半は好二郎さん、勧之助師匠と、こちらもやり手の古典遣いたちがトリに向かって盛り上げてくれること必至。さあ青森どうする？！

▽三遊亭好二郎　さんゆうてい　こうじろう　圓楽一門会
2016年25歳で三遊亭兼好師匠に入門、2020年2月二つ目昇進。竹下製菓のブラックモンブランというアイスがソウルフード。日常生活でも着物で行動することが多々ある。先日、パーティーでの抽選会で、加湿器が当たった。

▽柳家勧之助　やなぎや　かんのすけ　落語協会
2003年21歳で柳家花緑師匠に入門、現在芸歴20年目、2018年9月真打昇進。ヤクルトスワローズファン。つば九郎がいると反射的にカメラを構えてしまう。先日美味しいみかんジュースに出会う、1本1万円だった。

▽隅田川馬石　すみだがわ　ばせき　落語協会
24歳で入門、芸歴30年目、2007年3月真打昇進。フルマラソンのベストタイムは、4時間を切るほどの速さ。20歳の頃からお風呂上がりに体操をするのが習慣になっている、夜中どんなに酔っ払っても体操は欠かさない。自転車移動を好む。落語を終えるとすぐに帰る。

▽三遊亭青森　さんゆうてい　あおもり　落語協会
23歳で入門、現在入門10年目、2019年2月二つ目昇進。「2022年渋谷らくご優秀賞 たのしみな二つ目賞」受賞。高校までは野球をやっていた。楽屋では常に素振りをしている。渋谷らくご出演日は、出番前にレコードを買ってくる。