「渋谷らくご」浪曲 太福トリ公演：伸び盛りのパワーを浴びる

太福先生をはじめ、若手浪曲師の活躍で、最近ではお馴染の芸能に復活しつつある浪曲ですが、ほんの少し前までは空前の灯でした。みなさんの周りにも、落語は知っていても浪曲は知らない人が多いと思います。そんななか、浪曲の魅力を発見し、再構築している太福先生には、本当に頭が下がる思い。そして、単純に、浪曲ってこんなに面白いんだ！と毎度思わせてくれる太福先生。浪曲ってなに？という方も、楽しめること必至です。
前方には、さん花師匠、市童さん、朝枝さんと、こちらも若い演者が揃いました。浪曲も落語も、未来を担う若手が揃った、めでたい公演です。

▽柳家さん花　やなぎや　さんか　落語協会
1979年8月1日、千葉県出身。2006年9月入門、2021年9月真打昇進。身長が180cmを超えている。辛いことがあった時はドリンクバーで流し込む。飼い猫が部屋のどこかでウンチをしてしまったらしく、そのウンチを探していてたら年が明けてしまった。

▽柳亭市童　りゅうてい　いちどう　落語協会
18歳で入門、芸歴13年目、2015年5月二つ目昇進。インスタグラムにラーメンの写真を積極的にアップする。Youtubeでは、犬が喋っているように聞こえる動画を見てしまう。初詣に行こうとおもい富岡八幡宮に行ったところ、すごい人混みだったので引き返した。

▽春風亭朝枝　しゅんぷうてい　ちょうし　落語協会
2015年2月入門、現在8年目、2020年2月二つ目昇進。黒い柔らかそうな素材のシャツを好んで着る。渋谷らくごの帰りにサウナに寄ったりする。フリートークに苦手意識がある。たくさんお酒を飲むらしい。写真に撮られるときは、手を後ろで組みがち。

▽玉川太福　たまがわ　だいふく　日本浪曲協会／落語芸術協会
1979年8月2日、2007年3月入門。サウナが大好きで、日本中に行きたいサウナがある、旅先に行った時寄れるサウナがあれば必ず寄る。銭湯に行ってストレスを発散する。年明け早々から、花粉が飛んでいる気がしてならない。