「渋谷らくご」

昨年「渋谷らくご大賞　おもしろい二つ目賞」を受賞した青森さんのトリ公演です。受賞コメントで「落語とはニアリーイコール人生」という発言もあったように、その魂のこもった高座から目が離せません。青森さんの進んでいく人生を一緒に体感しましょう。
独自の世界を切り拓く談吉さん、王道の落語街道をひた歩く小八師匠、創作らくごの鬼軍曹・彦いち師匠と、力のこもった高座に定評がある演者が揃いました。

▽立川談吉　たてかわ　だんきち　落語立川流
26歳で入門、芸歴15年目、2011年6月二つ目昇進。今年は新年早々家を出る時間が遅くなって、新年会に遅刻しそうになった。短期記憶が得意で、学生時代のテストはすべて一夜漬けで乗り越えた。お稽古のためカラオケに行くが、結局歌ってしまう。

▽柳家小八　やなぎや　こはち　落語協会
25歳で柳家喜多八に入門、芸歴20年目、2017年3月真打昇進。誰かに喫煙しているところを見られるととっさにアイコスを隠しがち。最近、空気の乾燥が気になる。派手は靴下を選びがち。

▽林家彦いち　はやしや　ひこいち
1969年7月3日、鹿児島県日置郡出身、1989年12月入門、2002年3月真打昇進。創作らくごの鬼。キャンプや登山を趣味とするアウトドア派な一面を持つ。きっかけは、中古のカヌーを買ったことから。今年は人の顔の接写に挑戦している。

▽三遊亭青森　さんゆうてい　あおもり　落語協会
23歳で入門、現在入門10年目、2019年2月二つ目昇進。「2022年渋谷らくご優秀賞 たのしみな二つ目賞」受賞。ストリートファイターをプレイするためのコントローラーには、落語の名人の写真を貼り付けている。正月休み中は髭を伸ばす。