「渋谷らくご」単館上映落語会～龍玉劇場～

　ミニシアターで上質な映画を観た後のような気分にさせてくれる、龍玉師匠の古典落語がトリの公演です。トリを楽しみにしつつ、前にはゼロから自分の世界を作り上げる才人、創作落語の鯉八師匠。龍玉師匠と同じ古典落語で個性を爆発させている文菊師匠が二番手。この3人の強者たちを前に、トップバッターの若手二つ目の歌彦さんがどんな高座を見せてくれるかも期待！

▽三遊亭歌彦　さんゆうてい　うたひこ　落語協会
22歳で入門、芸歴7年目、2021年3月二つ目昇進。ニューバランスのスニーカーがお気に入り。高知県出身、焼酎飲む時はグラスになみなみついでしまう。学生の時に通っていたラーメン屋さんにふらっと立ち寄りたくなる。

▽古今亭文菊　ここんてい　ぶんぎく　落語協会
23歳で入門、芸歴22年目、2012年9月真打昇進。私服がおしゃれで、楽屋に入るとまず手を洗う。前座さんからスタッフにまで頭を下げて挨拶をする。まつげが長い。最近ダイエットに挑戦中。大学では漕艇部に所属、熱中していた。細身のジーンズを履く。

▽瀧川鯉八　たきがわ　こいはち　落語芸術協会
2006年24歳で瀧川鯉昇師匠に入門、2020年5月真打昇進。令和3年度国立演芸場花形演芸大賞金賞受賞、2年連続の受賞となった。続けようと思ってもストレッチをさぼってしまう。落語が収録されたLPレコードを発売中、1枚1枚にナンバリングをしている。

▽蜃気楼龍玉　しんきろう　りゅうぎょく　落語協会
24歳で入門、芸歴27年目、2010年9月真打昇進。身長が181cmと背が高い。ツイッターではプライベートの様子をツイートすることがなく、いまどのように過ごしているか知ることができない。ものを食べずにひたすら呑むとの噂。