渋谷らくご

渋谷らくごプレビュー&レビュー

2024年 8月9日(金)~13日(火)

開場=開演30分前 / *浪曲 **講談 / 出演者は予告なく変わることがあります。

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8月11日(日)14:00~16:00 立川談吉 橘家圓太郎 玉川太福 古今亭文菊

「渋谷らくご」令和モダン落語会

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プレビュー

例えばファッションや髪型に流行があるように、落語や演芸の世界にも流行と似たようなものはあります。流行り廃りのタームはゆるやかだけれど、いま最もモダンな芸を見せてくれる4人による2時間公演です。シブラクでは談吉イリュージョンの会でも活躍中の談吉さん。古典落語を絶妙な味わいで現代に届けてくれる圓太郎師匠、文菊師匠。太福先生は、浪曲という、落語よりも縁遠くなってしまった演芸に、現代のわたしたちがもう一度親しみを持つ可能性を追求し続けています。文菊師匠が毎月ここで聴けることの幸せを噛み締めてほしいです。

▽立川談吉 たてかわ だんきち 落語立川流
26歳で入門、芸歴15年目、2011年6月二つ目昇進。先日、北海道で「ウエモンズハート」のジェラートを食べた。暑い日には、かき氷を食べる。短期記憶が得意で、学生時代のテストはすべて一夜漬けで乗り越えた。

▽橘家圓太郎 たちばなや えんたろう 落語協会
19歳で入門、芸歴42年目、1997年3月真打昇進。怒りん坊なキャラクターで、オヤジの小言マシーンぶりは渋谷らくごでも爆笑を生んでいる。犬を飼っている、散歩に行きたい時は姿勢を正しておすわりをするようにしつけた。

▽玉川太福 たまがわ だいふく 日本浪曲協会/落語芸術協会
1979年8月2日、2007年3月入門。サウナが大好きで、日本中に行きたいサウナがある、旅先に行った時寄れるサウナがあれば必ず寄る。高校・大学とラグビーをやっていた。フジロックで浪曲をやってきた。

▽古今亭文菊 ここんてい ぶんぎく 落語協会
23歳で入門、芸歴23年目、2012年9月真打昇進。私服がおしゃれで、楽屋に入るとまず手を洗う。前座さんからスタッフにまで頭を下げて挨拶をする。まつげが長い。6月上旬の北海道巡業では、彦いち師匠にすすめられた『マッドマックス』を最後まで観た。