渋谷らくご

渋谷らくごプレビュー&レビュー

2018年 10月12日(金)~16日(火)

開場=開演30分前 / *浪曲 **講談 / 出演者は予告なく変わることがあります。

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10月13日(土)17:00~19:00 三遊亭鳳笑 柳家小せん 古今亭駒次 瀧川鯉八

「渋谷らくご」瀧川鯉八がトリをとる会:落語の多様性

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プレビュー

 ひとくちに落語といっても、「これが落語」というものは存在しません。すべての演者が「これも落語」というものを表現しています。正解の存在しないものだからこそ多様性が楽しいのです。
 ヒヤヒヤしながら楽しむ鳳笑さん、唄うように聴かせてくれる小せん師匠、この秋真打に昇進した駒治師匠とトリの鯉八さんは自作の創作落語一本槍ですが、このふたりを見れば創作にも多様性があることがおわかりいただけると思います。

▽三遊亭鳳笑 さんゆうてい ほうしょう
28歳で入門、芸歴12年目、2010年10月二つ目昇進。石川啄木からアポリネールまで詩集を読む。家にある鏡は全て100円ショップで買ったもの。アメブロをやっているが、おおよそアメブロに似つかないようなテンションと改行で執筆されている。

▽柳家小せん やなぎや こせん
22歳で入門、芸歴22年目、2010年9月真打ち昇進。橘家文蔵師匠と入船亭扇辰師匠と音楽ユニット「三K辰文舎」としても活動中。先日はじめて魚を捌いた、さんまを三枚におろしニンニクとバジルでやいたり、なめろうを作ったりした。

▽古今亭駒次 ここんてい こまじ
24歳で入門。芸歴16年目、東京都渋谷区出身。鉄道をこよなく愛し、鉄道に関するコラムを執筆するほど。2017年創作らくご「しゃべっちゃいなよ」で創作大賞を受賞。この秋に真打ちに昇進された。CHAGE and ASKAのCHAGEさんの深夜ラジオリスナーだった。

▽瀧川鯉八 たきがわ こいはち
24歳で入門、芸歴11年目、2010年二つ目昇進。鯉八さん初めてのCD「渋谷らくご名演集」はもう間もなく完売。先日フィンランドのヘルシンキへ行ってきた、大好きな映画監督アキ・カウリスマキに自分のCDを聞いてもらいたいので、フィンランドの喫茶店にCDを置いてきた。

レビュー

10月13日(土)17-19「渋谷らくご」
三遊亭鳳笑(さんゆうてい ほうしょう) 「つる」
柳家小せん(やなぎや こせん) 「夜鷹の野ざらし」
古今亭駒治(ここんてい こまじ) 「レモンの涙」
瀧川鯉八(たきがわ こいはち) 「暴れ牛奇譚/おちよさん」

三遊亭鳳笑さん

  • 三遊亭鳳笑さん

    三遊亭鳳笑さん

柳家小せん師匠

  • 柳家小せん師匠

    柳家小せん師匠

古今亭駒治師匠

  • 古今亭駒治師匠

    古今亭駒治師匠

瀧川鯉八さん

  • 瀧川鯉八さん

    瀧川鯉八さん


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「渋谷らくご」10/13 公演 感想まとめ

写真:渋谷らくごスタッフ
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