「渋谷らくご」爆笑落語会 ～馬石を聴け！～

初心者向け：最初はやはり笑いたい。とにかく観たこともないものに触れたい。圧倒されたい。そういう方にオススメなのがこの回です。日本一安全な狂人・昇々さん。創作マダム・粋歌さん。44歳からの華麗なる転身・寸志さん。この二つ目3人のあとに、渋谷らくごの心臓・馬石師匠が登場です。観客が見事に料理されていく構成となっております。笑いすぎにご注意を。
アングル：この回は、昇々さんがなにやるかですね。粋歌さんは創作なので、創作が続く見せ方にするのか、古典を演るか。古典の場合は、どの演目をやるかです。やり慣れた演目だと、「あ、昇々さん自分の調子確かめてるな」と思って間違いなし！

▽春風亭昇々　しゅんぷうてい　しょうしょう
1984年11月26日、千葉県松戸市出身。2007年に入門、2011年二つ目昇進。楽屋で仲間を驚かせるためパンツ一枚になることがある。最近「フィロソフィーのダンス」のライブにいって、とても感動した。

▽三遊亭粋歌　さんゆうてい　すいか
2005年8月入門、現在13年目、2009年6月二つ目昇進。28歳で突如会社勤めをやめて、落語家になる。子育てのまっただ中。新作落語は喫茶店かファミレスに入ってつくる。LeTAOのソフトクリームを食べて、とても感動した。

▽立川寸志　たてかわ　すんし
44歳で入門、芸歴8年目、2015年二つ目昇進。緊張を楽しめる性格。カラオケボックスに入り稽古を重ねる。元編集マン。ボブ・ディランを聴くらしい。『鉄道車輌ガイド30　京王帝都のグリーン車』という雑誌に興味があるようだ。

▽隅田川馬石　すみだがわ　ばせき
24歳で入門、芸歴26年目、2007年3月真打昇進。時間がたくさんあるときのマクラも、オチ優先でなくコラム的な味わいで楽しい。1年に1度は市民マラソンに参加するときめている。フルマラソンのベストタイムは、4時間を切るほどの速さ。楽屋に入られるのも楽屋から出るのも早い。