「渋谷らくご」海千山千会

海千山千、手練手管、あの手この手で観客を楽しませる術を知る人たちによる「落語って楽しい！」と実感できる会です。
若くしてさまざまな噺に挑戦する市童さん、料理と落語の仕込みが丁寧な文蔵師匠、マクラから観客の懐に飛び込む寸志さん。
トリは、人生経験も落語経験も豊富な大ベテラン、落語界を代表する存在でもある、鯉昇師匠の登場です！


▽柳亭市童　りゅうてい　いちどう
18歳で入門、芸歴9年目、2015年5月二つ目昇進。2018年渋谷らくご大賞「おもしろい二つ目賞」を受賞。最近すこし太ってきたらしい。この秋、海外に行くので20年ぶりにパスポートを更新した。先日引越しをした。

▽橘家文蔵　たちばなや　ぶんぞう
24歳で入門、芸歴33年目、2001年真打昇進。ツイッターで、朝ご飯や酒の肴など、日々の料理をつぶやいている。先日道端で熱中症気味になりパチンコ屋に駆け込んで涼んだ。家にはかわいいぬいぐるみがある。最近つくった料理は「冷し蜆汁」。

▽立川寸志　たてかわ　すんし
44歳で入門、芸歴8年目、2015年二つ目昇進。編集マンをやめて、落語家になった。チラシの構成から、文章まで編集マンの能力を遺憾なく発揮する。落語家になる前に、東京かわら版の社員募集に履歴書を送ったことがあるらしい。

▽瀧川鯉昇　たきがわ　りしょう
22歳で入門、芸歴45年目、1990年5月真打ち昇進。農学部出身、入門して最初に師匠から習ったことは「食べられる雑草と食べられない雑草の見分け方」。年末になると大規模な忘年会を企画し、全員がハメを外す。