渋谷らくご

渋谷らくごプレビュー&レビュー

2020年 9月11日(金)~15日(火)

開場=開演30分前 / *浪曲 **講談 / 出演者は予告なく変わることがあります。

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9月15日(火)18:00~19:00 玉川太福* 古今亭駒治

「ふたりらくご」創作の会

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プレビュー

平日18時は、ひとつのコンセプトのもとに選ばれた二人がお送りする一時間です。
9月の火曜日公演は、浪曲 玉川太福さん、落語の古今亭駒治さんという、創作を手掛けるお二人です。
浪曲や落語という芸能は、常に時代にフィットした演目というものが生まれ、その輪郭を広げてきた歴史があります。
このお二人も歴史に残る名作をすでに続々と生み出している創作の貴公子。絶対楽しいから聴け!

▽玉川太福 たまがわ だいふく
1979年8月2日、新潟県新潟市出身、2007年3月入門。JFN系列にて放送中の「ON THE PLANET」のパーソナリティとして、毎週火曜日25時から出演中。先日、生まれて初めて新聞の書評をかいた。

▽古今亭駒治 ここんてい こまじ
24歳で入門。芸歴17年目、東京都渋谷区出身。鉄道をこよなく愛し、鉄道に関するコラムを執筆するほど。先日の渋谷らくごの楽屋では、丸ノ内線について力説していた。2017年創作らくご「しゃべっちゃいなよ」で創作大賞を受賞。背の高さが目立つ。

レビュー

文:とも朕 Twitter:@toyono2010 (シンガポール育ち。落語、漫画、読書、映画が大好き。)
玉川太福(たまがわ だいふく)/玉川みね子(たまがわ みねこ)- 男はつらいよ〜第四十一作 寅次郎心の旅路〜
古今亭駒治(ここんてい こまじ)-ラジオデイズ

今日は「歴史に残る名作をすでに続々と生み出している創作の貴公子」のお二人、太福さんと駒治師匠!ワクワク、ドキドキ。1時間というコンパクトな会でも、期待感と満足感でお腹がいっぱい!

玉川太福さん「 男はつらいよ 〜第四十一作 寅次郎心の旅路〜」

  • 玉川太福さん

最近、浅草芸能大賞新人賞を受賞された太福さん。おめでとうございます!
今日は下町にふさわしい、男はつらいよシリーズ!「~第四十一作」は1989年の映画。マドンナは竹下景子さん、なんと舞台はウィーンだそうです。結末も、いつものように一番良いところで「ちょうど時間となりました~」となるか心配でしたが、ちゃんと綺麗にまとまっていて素敵でした。寅さんは去年公開の「男はつらいよ おかえり、寅さん」(CG 渥美清?)を観たことありますが、昔のシリーズも是非観てみたくなりました。
それにしても、寅さんが浪曲になると、まるでミュージカル映画のよう。笑いあり涙あり、恋愛やせつなさもあり、「ラ・ラ・ランド」ももう顔負け!他の映画も是非、浪曲化して欲しい~。浪曲はドラマチックなので、洋画も案外イケそうです。
先月の「地べたのふたり~愛しのロウリュ」では、ロウリュ師顔負けの素晴らしい「熱波送り」を披露した太福さん。この猛暑にサウナに行きたくなってしまうほど、感動的でした。
この方の新作浪曲は本当に面白い!秋のシリーズも楽しみですね。

古今亭駒治師匠「ラジオデイズ」

  • 古今亭駒治師匠

私は駒治師匠の「鉄道落語」が大好きで、聴く度に旅行気分いっぱいになってしまいます。師匠の「乗り鉄」の知識を参考にして、秋の行楽に行きたくなったりして~。
でも、最近の師匠は自動車運転免許をゲットして、車の方に夢中だとか。まくらでは、免許取得中の苦労話が炸裂しました!よっぽど大変だったのでしょうね。。
今日のお噺は「ラジオデイズ」。学生時代は深夜ラジオに夢中だったという、駒治師匠の思い出が盛り込まれているようでした。
自分が出したハガキが読まれるかワクワクするとか、懐かしいエピソードいっぱいのラジオ愛の物語。お噺中のラジオDJ・チャコは、明らかにCH●GE&AS●Aの捕まってない方?彼らのヒット曲も多数出てきますので、知らない方や世代じゃない方は要注意!
でも、楽しい物語でした。
鉄道落語、野球落語以外にも色々ある、駒治師匠の新作のバラエティーの多さに驚きでした!

【この日のお客様の感想】
「渋谷らくご」9/15 公演 感想まとめ

写真:渋谷らくごスタッフ
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