「渋谷らくご」単館落語 ～龍玉劇場～

　単館映画の草分けであるこのユーロスペースにて、単館上映のように上質で、それでいてどこの劇場で観られるというわけではない落語をお届けします。
　オーソドックスでもそうではないものでも、上質なものは、長く味が続いて何度も反芻し、そして余韻を楽しめるものです。
　そういう落語を目指す人たちが集まる「単館落語」、龍玉劇場に至るまでの、寸志劇場、扇里劇場、小痴楽劇場もお楽しみに。

▽立川寸志　たてかわ　すんし
44歳で入門、芸歴10年目、2015年二つ目昇進。編集マンをやめて、落語家になった。チラシの構成から、文章まで編集マンの能力を遺憾なく発揮する。ついに先日「真打昇進トライアル」のカウントダウンを始めた。

▽入船亭扇里　いりふねてい　せんり
19歳で入門、芸歴25年目、2010年真打ち昇進。食べられない時期は競馬で稼いでいた。熱狂的なベイスターズファン、毎日ベイスターズを見ながらツイートをしている。先日LINEが繋がらなくなってしまって焦った。髪の毛を短くしても、寝癖がつく。

▽柳亭小痴楽　りゅうてい　こちらく
16歳で入門、芸歴15年目、2009年11月二つ目昇進。2019年9月に真打昇進。本が好き、本のお供には HOPE。先日第一子が誕生した、しゃっくりをするだけの動画をずっと見ている。先日、京都に行くために乗った新幹線で乗り過ごし新大阪まで行ってしまった。

▽蜃気楼龍玉　しんきろう　りゅうぎょく
24歳で入門、芸歴22年目、2010年9月真打ち昇進。身長が181cmと背が高い。ツイッターではプライベートの様子をツイートすることがなく、いまどのように過ごしているか知ることができない。ものを食べずにひたすら呑むとの噂。