渋谷らくご

渋谷らくごプレビュー&レビュー

2021年 4月9日(金)~13日(火)

開場=開演30分前 / *浪曲 **講談 / 出演者は予告なく変わることがあります。

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4月11日(日)17:00~19:00 春風亭昇也 入船亭扇里 古今亭駒治 快楽亭ブラック

「渋谷らくご」語りを聴く:快楽亭ブラック登場

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プレビュー

 渋谷らくごでは古典本寸法を披露し続けてくださっているブラック師匠、芸歴50年を経ていまだ新しい気づきと、落語家の了見を見せつけてくれている稀有な存在です。ここでしか見られないブラック師匠の高座に注目です。
 だれも疲れさせず楽しませる「軽さ」と落語を聴いたという「充実感」を与えてくれる昇也さん、令和の世にもヴィンテージの古典を語る姿勢を保ち続ける希少種 扇里師匠、リズムとテンポで畳み掛ける心地良さ、創作の貴公子 駒治師匠。
 どの演者さんもすでに独自の「語り口」を見つけ、我が道をいく存在です。どうかどうか、ご来場くださいませ。

▽春風亭昇也 しゅんぷうてい しょうや
千葉県野田市出身。2013年1月二つ目昇進。御朱印を集めている。楽屋風景をカメラにおさめる。ツイッターでは楽屋での楽しそうな写真が多くアップされている。娘さんが「千葉県のリーダー」になると宣言、理由は「パパとママに好きな物を沢山買ってあげたいから」。

▽入船亭扇里 いりふねてい せんり
19歳で入門、芸歴25年目、2010年真打ち昇進。食べられない時期は競馬で稼いでいた。熱狂的なベイスターズファン。今シーズンのベイスターズの試合を見た後は、「ソーイング・ビー」をみて心を休める。シブラク前には蕎麦を食べる、甘いココアも飲む。

▽古今亭駒治 ここんてい こまじ
24歳で入門。芸歴18年目、東京都渋谷区出身。鉄道をこよなく愛する。駒治師匠が国鉄の制服を着ている動画がYouTubeにアップされる。それなのに今は車に夢中、まだ車は納車されていないが ETCカードを手に入れて狂喜乱舞している。

▽快楽亭ブラック かいらくてい ぶらっく
16歳で立川談志に入門、芸歴52年目。90年、国立演芸場花形演芸会金賞、2000年、「快楽亭ブラック毒演会」が文化庁の芸術祭賞優秀賞を受賞する。2005年、落語立川流を自主退会。歌舞伎から日本映画まで深い知識がある。