「渋谷らくご」さまざまな古典の形

　まずは古典落語ってものを聴きたいよね、という人は多いと思います。ですけど、一口の「古典」といっても、演者の個性や解釈の仕方によってまったく違う表情を見せます。この公演はそんな「古典落語」のさまざまな形を知るのにちょうどよい公演です！
　みなさんアプローチが違うのに、それぞれ素晴らしい魅力があります。そんな「古典」の怪物、文蔵師匠がトリをとるよ、乞うご期待！

▽春風亭昇也　しゅんぷうてい　しょうや　落語芸術協会
千葉県野田市出身。2013年1月二つ目昇進。2022年5月真打昇進決定。今年のエイプリルフールでは真打昇進にちなんだ嘘をついた。沖縄に行って泡盛を飲みながら沖縄民謡を聞いてみたくなっている。

▽立川談修　たてかわ　だんしゅう　落語立川流
22歳で入門、芸歴26年目、2013年に真打昇進。自主制作した落語CD「ソーシャルディス談修」を発売中。最近白髪がおおくなってきた。無印良品の「MUJIマイル」を貯めているはずが、油断をしていると使ってしまう。

▽春風亭朝枝　しゅんぷうてい　ちょうし　落語協会
2015年2月入門、現在8年目、2020年2月二つ目昇進。黒い柔らかそうな素材のシャツを好んで着る。落語家になる前は、バンドをやっていたり、板前をやっていたりした。ラジオから流れてきた落語を偶然聞いたことから落語にのめり込むようになる。

▽橘家文蔵　たちばなや　ぶんぞう　落語協会
24歳で入門、芸歴35年目、2001年真打昇進。ツイッターで、朝ご飯や酒の肴など、日々の料理をつぶやいている。最近つくった料理は「ひき肉とインゲンをたっぷり入れた麻婆豆腐」。先日ぬか床をかき回していたら、10年前になくした指輪が出てきた。