「渋谷らくご」単館上映落語会：龍玉劇場へようこそ

　楽しい、嬉しい、哀しい、怖い、面白い、微笑ましい、美しい。感情を形容する言葉はたくさんありますが、落語にはそのすべてが詰まっています。おもしろいだけではないのがお笑いと違うところ。そんな複雑多様な人間の姿がこの公演にあります。
　映画でいえば単館上映で見られる上質な映画。このユーロライブで体験するのにピッタリです。
　トリは蜃気楼龍玉師匠、「ミスター“業”（ごう）」と言ってもいいこの演者さんの魅力をたっぷりと味わってくださいね。

▽三遊亭遊子　さんゆうてい　ゆうこ　落語芸術協会
23歳で入門、芸歴10年目、2016年6月二つ目昇進。おしゃれなスニーカーを履いている。10kmを38分台で走るほど俊足、鼻呼吸をするとゾーンに入れるとのこと。オールスター感謝祭のミニマラソンでは大きなハンデをつけられる常連組として登場している。

▽柳家小せん　やなぎや　こせん　落語協会
22歳で入門、芸歴24年目、2010年9月真打昇進。橘家文蔵師匠と入船亭扇辰師匠と音楽ユニット「三K辰文舎」としても活動中。先日は人前でマジック披露に挑戦した。桜が綺麗だと思わず写真をとってしまう。

▽柳亭小痴楽　りゅうてい　こちらく　落語芸術協会
16歳で入門、芸歴17年目、2009年11月二つ目昇進。2019年9月に真打昇進。本が好き、本のお供には煙草「HOPE」。先日ずっと憧れのザ・クロマニヨンズのライブにいき感動した。最近お子さんが車を欲しがっている。

▽蜃気楼龍玉　しんきろう　りゅうぎょく　落語協会
24歳で入門、芸歴25年目、2010年9月真打昇進。身長が181cmと背が高い。ツイッターではプライベートの様子をツイートすることがなく、いまどのように過ごしているか知ることができない。ものを食べずにひたすら呑むとの噂。