「ふたりらくご」いちかと小里ん　★配信

　ふたりの演者によるきっかり1時間の「ふたりらくご」。今日は、講談のいちかさんと落語の小里ん師匠の組み合わせで、講談と落語の2ジャンル聞けてしまうおすすめ公演です。神田伯山先生の活躍もあり「講談」という言葉がとても広まりましたが（それまでは本当に知られていなかった…）、まだ聞いたことない、という方も多いのではないでしょうか。若手講談師のなかでも渋谷らくごが推しに推しているいちかさんの講談で、ぜひ講談生活をスタートしてください。小里ん師匠は、これぞ話芸といえる大ベテラン。落語の完成形だと思っています。聴く人の想像を邪魔しない、押しつけがない落語。ジャンルを問わず、話を聴いて想像する、という快感をお楽しみください。

▽田辺いちか　たなべ　いちか　講談協会
2014年に入門、芸歴9年目、2019年3月に二つ目昇進。2022年渋谷らくご大賞受賞。趣のある路地裏を見つけると写真を撮ってしまう。新幹線に乗って景色を眺めている時富士山が綺麗だと写真を撮ってしまう。桜が咲いていると写真を撮ってしまう。

▽柳家小里ん　やなぎや　こりん　落語協会
21歳で入門、芸歴54年目、1983年9月真打昇進。大の映画好き。『スラムダンク』や『銀魂』も観る。浅草出身なのでお祭りがとにかく好き。小学生の頃は、晩御飯を食べ終わると浅草六区の映画館に連れて行ってもらっていた。高校時代は体操部に所属していた。