「渋谷らくご」境界を越えて行く

劇場での観覧をご希望の方は前売券をお求めください。
劇場観覧前売券　ご購入はこちらから　

当日券は窓口でお求めください。開演1時間前より販売を開始いたします。
（窓口でご購入いただいた回数券は当日券としてお使いいただけます。）

本公演はオンライン配信視聴を行いません。是非劇場へ足をお運びください。

　日曜日の午後には、新旧、東西、所属…、そんな境界線を飛び越えた、ダイナミックな落語会をご用意しました。
　芸歴54年、所属先も様々に変遷してきた快楽亭ブラック師匠をトリに迎え、落語協会の若手真打・勧之助師匠（芸歴20年）、立川流でいままさに真打トライアルに挑む吉笑さん（芸歴13年）、上方から佐ん吉師匠（芸歴22年）と、それぞれの環境で独自に進化を続けている4人の落語会です。いつも同じ落語家や同じ寄席に通ってしまう落語ファンの方も、時にはこんな会はいかがでしょうか。もちろん、落語を聞き慣れない方も、多様な落語の世界を味わうのにぴったりの会です。

▽柳家勧之助　やなぎや　かんのすけ　落語協会
2003年21歳で柳家花緑師匠に入門、現在芸歴20年目、2018年9月真打昇進。ヤクルトスワローズファン。つば九郎がいると反射的にカメラを構えてしまう。先日元力士の小錦さんに遭遇する。

▽立川吉笑　たてかわ　きっしょう　落語立川流
26歳で入門、現在芸歴13年目、2012年4月二つ目昇進。「渋谷らくご大賞2021」＆「創作大賞 2021」初のW受賞者。「2022年NHK新人落語大賞」受賞。「真打トライアル」を始動している。先日歯医者さんに行ったところ、お会計が17万7千円だった。

▽桂佐ん吉　かつら　さんきち　上方落語協会
2001年17歳で桂吉朝師匠に入門、現在芸歴22年目。小雨の時はあえて傘を持たないで外に出てみる。ガラガラの新幹線、なぜか真横の席に座られることが多々ある。鍋焼きうどんをつまみにして熱燗を飲む。

▽快楽亭ブラック　かいらくてい　ぶらっく　フリー
16歳で立川談志に入門、芸歴54年目。90年、国立演芸場花形演芸会金賞、2000年、「快楽亭ブラック毒演会」が文化庁の芸術祭賞優秀賞を受賞する。2005年、落語立川流を自主退会。歌舞伎から日本映画まで深い知識がある。