渋谷らくご

渋谷らくごプレビュー&レビュー

2023年 12月8日(金)~12日(火)

開場=開演30分前 / *浪曲 **講談 / 出演者は予告なく変わることがあります。

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12月11日(月)20:00~22:00 立川寸志 柳家さん花 春風亭朝枝 快楽亭ブラック

「渋谷らくご」精練落語会

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プレビュー

 だれでも噺を覚えて人前でしゃべれば、一応落語にはなります。そこから、目の細かいザルで漉すように鍛錬を続けていくと、不純物が取り除かれ、なめらかできめの細かい落語になる。ブラック師匠の落語を聞いていると、そんなことを考えます。前方にも、寸志さん、さん花師匠、朝枝さんと、常に丁寧に漉すような鍛錬を続けている3人をお呼びしました。

▽立川寸志 たてかわ すんし 落語立川流
44歳で入門、芸歴12年目、2015年二つ目昇進。編集マンをやめて、落語家になったので落語会のチラシ制作などが得意。昂ぶっているときは黒霧島の水割りを5杯飲んで寝る。集中する時はカラオケボックスで本を読む。

▽柳家さん花 やなぎや さんか 落語協会
1979年8月1日、千葉県出身。2006年9月入門、2021年9月真打昇進。身長が180cmを超えている。辛いことがあった時はドリンクバーで流し込む。100歳まで生きる予定。牛乳を飲むとお腹を壊してしまう。飲食店でお店を出る時「ご馳走様でした!」とお店の人に言う。

▽春風亭朝枝 しゅんぷうてい ちょうし 落語協会
2015年2月入門、現在8年目、2020年2月二つ目昇進。黒い柔らかそうな素材のシャツを好んで着る。渋谷らくごの帰りにサウナに寄ったりする。フリートークに苦手意識がある。たくさんお酒を飲むらしい。写真に撮られるときは、手を後ろで組みがち。

▽快楽亭ブラック かいらくてい ぶらっく フリー
16歳で立川談志に入門、芸歴54年目。90年、国立演芸場花形演芸会金賞、2000年、「快楽亭ブラック毒演会」が文化庁の芸術祭賞優秀賞を受賞する。2005年、落語立川流を自主退会。歌舞伎から日本映画まで深い知識がある。