「渋谷らくご」正蔵トリ公演：多彩落語会

【出演者変更のお知らせ】
出演を予定しておりました　柳家小ふねさん　は体調不良のため休演となりました。
急遽の変更となりご迷惑をおかけいたしますことをお詫び申し上げます。

代演は　国本はる乃先生　にお願いすることとなりました。　公演をお楽しみいただけますと幸いです。

　落語家の家に生まれ、こぶ平の名前でタレントとしてメディアに引っ張りだこ、その後正蔵という大名跡を継ぎ、あらためて落語の世界に帰ってきた、それだけでなく独自の落語の世界の構築へ。どれだけ努力してきたかわかりません。そんな異例で多彩なキャリアを積んできた正蔵師匠がトリ。前方は、新作落語の吉笑さん、講談のいちかさん、最年少浪曲師のはる乃さんと得意分野もセンスもいろとりどりの若手がつなぎます。演芸を聞き慣れない方も、この公演を聞くだけで幅広い高座に触れることができます。

▽立川吉笑　たてかわ　きっしょう　落語立川流
26歳で入門、現在芸歴13年目、2012年4月二つ目昇進。2023年度「公推協杯　全国若手落語家選手権」で大賞を受賞した。2025年春真打昇進。先日旬の筍を3本手に入れたので、筍ご飯・筍お味噌汁・筍ステーキ・若竹煮など筍づくしのご飯をつくった。

▽田辺いちか　たなべ　いちか　講談協会
2014年に入門、芸歴9年目、2019年3月に二つ目昇進。2022年渋谷らくご大賞受賞。趣のある路地裏を見つけると写真を撮ってしまう。新幹線に乗って景色を眺めている時富士山が綺麗だと写真を撮ってしまう。北九州に行くと、資さんうどんを必ず食べる。

▽国本はる乃　くにもと　はるの　日本浪曲協会
9歳で入門、芸歴20年目、2016年9月名披露目。2023年国立演芸場「花形演芸大賞」銀賞受賞。Xのポストでは、桜の絵文字と星の絵文字を多用する。現在、最年少浪曲師。

▽林家正蔵　はやしや　しょうぞう　落語協会
15歳で入門、芸歴45年目、1987年真打昇進、2014年落語協会副会長に就任。落語協会百年実行委員の委員長をつとめている。中学生の頃に聴いたマイルス・デイヴィスがきっかけでジャズが好き。歌舞伎などを見ていると、最近特に涙ぐんでしまう。