渋谷らくご

渋谷らくごプレビュー&レビュー

2024年 7月12日(金)~16日(火)

開場=開演30分前 / *浪曲 **講談 / 出演者は予告なく変わることがあります。

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7月16日(火)20:00~22:00 雷門音助 立川寸志 林家しん平 古今亭文菊

「渋谷らくご」千秋楽:渋谷らくご特選会

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プレビュー

 前半に音助さん、寸志さんと実力のある二つ目。後半は、真打しん平師匠と文菊師匠という、トリに向かって盛り上がる流れが楽しめるおすすめ公演です。こんなにすごい師匠方が聴けるなんて幸せな時代なのです。
二つ目になって6年を越え丁寧に積み重ねてきた芸とキュートさも魅力の音助さん、シブラク「落語基礎演習」ではその博識さも大好評の寸志さん、まじめとふまじめのマリアージュ・しん平師匠、トリはシブラクに欠かせない、若き落語妖怪 文菊師匠です。落語を聴いたことのない人、まずは文菊師匠を聴けば間違いなし!

▽雷門音助 かみなりもん おとすけ 落語芸術協会
23歳で入門、芸歴14年目、2016年2月二つ目昇進。入門前は信用金庫で働いていたのでお札の枚数を瞬時に数えることができる。学生時代は、京都の花街にあるおしゃれな喫茶店でバイトをしていた。住吉踊りのメンバーで、踊りのお稽古をしている。

▽立川寸志 たてかわ すんし 落語立川流
44歳で入門、芸歴12年目、2015年二つ目昇進。1000人からの認定をもって真打昇進することとなった。路面電車の遺構を歩くのが好き。編集マンをやめて、落語家になったので落語会のチラシ制作などが得意。お酒を一口飲んだら水を一口飲む生活をはじめてから、酒量が倍になった。

▽林家しん平 はやしや しんぺい 落語協会
1974年11月入門、1990年3月真打昇進。特撮やプロレスが大好き。特撮シリーズ「深海獣レイゴー」「深海獣雷牙」や「落語物語」など映画監督をつとめている、最新作は「二つ目物語」。特撮を撮影した帰り道は、ラーメンを食べて癒される。

▽古今亭文菊 ここんてい ぶんぎく 落語協会
23歳で入門、芸歴23年目、2012年9月真打昇進。私服がおしゃれで、楽屋に入るとまず手を洗う。前座さんからスタッフにまで頭を下げて挨拶をする。まつげが長い。6月上旬の北海道巡業では、彦いち師匠にすすめられた『マッドマックス』を最後まで観た。