渋谷らくご

渋谷らくごプレビュー&レビュー

2018年 3月9日(金)~13日(火)

開場=開演30分前 / *浪曲 **講談 / 出演者は予告なく変わることがあります。

イラスト

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3月11日(日)17:00~19:00 立川こしら 入船亭扇里 林家彦いち 瀧川鯉斗

「渋谷らくご」 鯉斗の「紺屋高尾」を聴く会

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プレビュー

 字を縦に読むこともしなかった元暴走族の青年が、江戸時代の言葉も出てくる落語を演る。こんなファンタジーなことがいま起こっていることをみなさんはご存じでしょうか。落語、たどたどしかったり自分の言葉じゃないところもあったりします。でも、いいんです。二つ目だから。
 瀧川鯉斗さんのお江戸のラブロマンス「紺屋高尾」。これを聴くために日曜の夜を割く価値はあります。
 それに、こしら師匠、扇里師匠という対照的なふたり、さらには鯉斗さんに気合を注入する魂の男、彦いち師匠も出るんだよ!?


▽立川こしら たてかわ こしら
21歳で入門、芸歴21年目、2012年12月真打昇進。フットワークがひたすらに軽く、日本のみならず海外でも独演会を開催している。この冬は「東北北海道ツアー」を決行。幅広いオリジナルグッズを制作している。いまオリジナルの仮想通貨を作ろうとしている。

▽入船亭扇里 いりふねてい せんり
19歳で入門、芸歴22年目、2010年真打ち昇進。食べられない時期は競馬で稼いでいた。渋谷らくごのポッドキャストから「扇里ファン」が急増中。この冬こっそりとCDを制作、終演後ひっそりとロビーでCDの発売会をしていた。

▽林家彦いち はやしや ひこいち
1969年7月3日、鹿児島県日置郡出身、1989年12月入門、2002年3月真打昇進。
創作らくごの鬼。キャンプや登山・釣りを趣味とするアウトドア派な一面を持つ。FULLCLIPというバッグメーカーと彦いち師匠がコラボ。彦いち師匠監修のバッグが好評発売中。先日、楽屋で創作らくごのアイデアが止まらなくなり腕時計を忘れて帰ってしまう。

▽瀧川鯉斗 たきがわ こいと
21歳で入門、芸歴12年目、2009年4月二つ目昇進。元・名古屋の暴走族の十二代目総長。バイト先に偶然あらわれた鯉昇師匠に惚れ込んでしまい突然入門をする。ウェブマガジンPROLOにて「「真っ直ぐな男」落語家・瀧川鯉斗」という連載がはじまる。

レビュー

3月11日(日)17時-19時「渋谷らくご」
林家彦いち(はやしや ひこいち) 「2月下旬」
入船亭扇里(いりふねてい せんり) 「鰍沢」
立川こしら(たてかわ こしら) 「宮戸川」
瀧川鯉斗(たきがわ こいと) 「紺屋高尾」


林家彦いち師匠

  • 林家彦いち師匠

    林家彦いち師匠

入船亭扇里師匠

  • 入船亭扇里師匠

    入船亭扇里師匠

立川こしら師匠

  • 立川こしら師匠

    立川こしら師匠

瀧川鯉斗さん

  • 瀧川鯉斗さん

    瀧川鯉斗さん


【この日のお客様の感想】
「渋谷らくご」3/11 公演 感想まとめ

写真:渋谷らくごスタッフ