渋谷らくご

渋谷らくごプレビュー&レビュー

2018年 5月11日(金)~15日(火)

開場=開演30分前 / *浪曲 **講談 / 出演者は予告なく変わることがあります。

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5月14日(月)18:00~19:00 春風亭百栄 橘家圓太郎

「ふたりらくご」個性的な落語会

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プレビュー

 個性とはなにか。そんなことを考える時間があるなら、この落語会に来てください。
 人からどう思われようとお構いなし! わが道をいくとはこういうことだというお手本のような二人。
 実は同い年という噂もあるふたりですが、まったくちがった「個性」で輝いていて、憂鬱な月曜を楽しい時間にしてくれます。
 午後半休とってでも来る価値あり!

▽春風亭百栄 しゅんぷうてい ももえ
年を取らない妖精のような存在。静岡県静岡市出身、2008年9月真打ち昇進。
不思議な風貌で、危ないネタをかけつづている。落語協会の野球チームでは、名ピッチャーとして活躍する。
アメリカで寿司職人のバイトをしたことがある。猫が大変お好きという意外は日常生活の様子を見せない。

▽橘家圓太郎 たちばなや えんたろう
19歳で入門、芸歴36年目、1997年3月真打ち昇進。オヤジの小言マシーンぶりは渋谷らくごでも爆笑を生んでいる。ウェブサイトに「ズボンが入らなくなったので少しだけ動いています」とだけ書いてある。楽屋においてあるお菓子が食べたくて仕方がない。

レビュー

文:pem(ペム) Twitter:@shina1220  性別:女 年代:20代 趣味:宝塚・舞台全般観劇、時々ハロプロその他諸々 落語歴:1年5ヶ月
5/14(月) 18:00〜19:00「ふたりらくご」
春風亭百栄(しゅんぷうてい ももえ) 「寿司屋水滸伝」
橘家圓太郎(たちばなや えんたろう) 「あくび指南」

仕事帰りに開演ギリギリ飛び込んだのにも関わらず、始まれば1時間まったりと落語の世界に誘われましたそんなふたりらくご。それにしても仕事帰りに落語に関わらず舞台だったり友人と食事したりとか楽しみな予定を入れると終わった後には仕事のことをすっかり忘れ1日休みだったような気分になるので本当至福の時間です。そんな訳で、土日の渋谷らくごも勿論ですが平日の18時回も20時回も個人的にはオススメです。

春風亭百栄(しゅんぷうてい ももえ)『寿司屋水滸伝』

  • 春風亭百栄師匠

ああ、自分変わったなぁと思ったのが今回はまくらが20分強と長く、噺が10分ほどの短めな構成となっておりその時「噺早く始まらないかなあ」となったこと。落語好きになった当初はまくらが私の中でメインで「なるべくまくら長くやって欲しいーー」みたいな願望があり「渋谷らくごのまくら王っていつやってくれるんだろうやってくれれば絶対行くのに」と思っていたはずなのに1年5ヶ月の間に成長を遂げたようです。でも別にまくらが退屈だった訳ではなく、むしろずっとプロフィールで気になっていたアメリカの寿司屋で働いていた頃の百栄師匠のお話が聞けて大満足でした。でも何故でしょう、百栄師匠は情報を知れば知るほど更に謎に包まれる感覚になるのは…(笑)まくらの後はそのまま寿司屋ネタ。寿司が握れる人がいなくなってしまって窮地に追い込まれる洋食出身のオーナーの話ということでシンプルな面白さながらやはりいつもながらの狂気と常識の絶妙なバランスがあって楽しい一席でした。

橘家圓太郎(たちばなや えんたろう)『あくび指南』

  • 橘家圓太郎師匠

かなり前方列で観ていたので確実に私のことは目に入ったかと思うのですが、ここで言い訳させていただくと私は決してつまらないからあくびをしていたわけではないですと声を大にして言いたい。もう私、あくび指南できるくらい仲がいい人じゃなくてもあくびは移るわ、むしろあくびと言う単語を聞いただけであくびが出る人間なので『私、あくび指南できるわあ』と思いながら聴いておりました…(笑)それにしても百栄師匠と圓太郎師匠が同い年とはどうしても思えません。なんででしょう…(笑)

来月のシブラクは6月8日(金)~12日(火)ですので気になった方は足を運んでみてはいかがでしょうか?来月まで待てないよ!・落語に少し興味湧いてきたよ!という方はPodcastや動画が1席丸ごと配信されてますので渋谷らくごHPのトップページにURL貼ってありますのでぜひご覧ください。


【この日のほかのお客様の感想】
「渋谷らくご」5/14 公演 感想まとめ

写真:渋谷らくごスタッフ