「渋谷らくご」ほっこり落語会

　寒い季節は、笑って、心もじんわりあったまるできる「ほっこり落語会」はいかがでしょうか。
　渋谷らくご大賞の笑二さんからはじまって、真打3人が揃う土曜17時公演。どっしりと馬石師匠がトリに控えるなか、小八師匠、志ら乃師匠という40代の真打がどう仕掛けるのかが聴きどころ。静かに「だれにも負けない」と思っている四人です。火花でもあったまれます。

▽立川笑二　たてかわ　しょうじ
20歳で入門、芸歴10年目、2014年6月に二つ目昇進。沖縄出身の落語家。緊急事態宣言中は家の掃除をして、本を本棚にしっかりと収めた。ダイエットが成功した、1日50キロ自転車を漕いだ。先日、禁煙を開始したがずっと眠いので、コーヒーを常に飲んでいる。

▽柳家小八　やなぎや　こはち
25歳で柳家喜多八に入門、芸歴18年目、2017年3月真打昇進。ツイッターをなかなか更新しない、おかみさんである三遊亭粋歌さんのツイートで小八師匠の様子を知ることができる。Tシャツは白地を好む。アイコスの充電をすぐに忘れる。

▽立川志ら乃　たてかわ　しらの
24歳で入門、芸歴23年目、2012年12月真打昇進。スーパーマーケットが大好き。先日冷凍スイーツを3000円分買ったため、家の冷凍庫に入りきらなくなった。冷凍庫には、業務スーパーで買った冷凍あさりが入っている。

▽隅田川馬石　すみだがわ　ばせき
24歳で入門、芸歴28年目、2007年3月真打昇進。フルマラソンのベストタイムは、4時間を切るほどの速さ。読売新聞オンラインでも元気なジョギング姿を披露するなどスポーツに関する連載をもつ。この時期は、あつあつの肉まんが恋しい。