「渋谷らくご」渋谷らくご特選会

　なにを聴きに行けばいいのかよくわからないという方に激推ししたいのがこの「渋谷らくご特選会」。
　いろんなタイプの演者さんに触れて、自分の好みに気付く2時間の旅。今月は、春風亭一之輔師匠の登場です！
　上方落語の春蝶師匠、渋谷らくご楽しみな二つ目賞 講談 田辺いちかさん、普段は北九州で活動する落語トラック野郎 文太さん、個性的な面々が揃いました！　楽しいにちがいない2時間です。

▽橘家文太　たちばなや　ぶんた
2014年27歳で橘家文蔵師匠に入門、2020年2月11日二つ目昇進。落語家になる前は、北九州でヤンチャをしていた。東京に出てきて偶然寄席に入って落語と出会う。いま九州を中心に活動している。トラックを改造した「落語car」で九州をまわる。

▽桂春蝶　かつら　しゅんちょう
19歳で入門、芸歴28年目、2009年8月、父の名「春蝶」を襲名する。最近は早寝早起き生活になっている。甘いものが好き、先日はパイナップル味とスイカ味のようかんをたべた。この時期はTシャツにジャケットで行動する、胸には岡本太郎のブローチをつける。

▽田辺いちか　たなべ　いちか
2014年に入門、芸歴7年目、2019年3月に二つ目昇進。2020年渋谷らくご「楽しみな二つ目賞」受賞。小学生の時に司馬遼太郎の『国盗り物語』を読んで、歴女になった。ツイッターでは「キラキラ」や「クラッカー」の絵文字を多用する。

▽春風亭一之輔　しゅんぷうてい　いちのすけ
23歳で入門、芸歴21年目、2012年3月真打ち昇進。三児のパパ。家のトイレで立って用を足すと奥様に怒られる。傘をさすくらいならば濡れた方がいいと思っている。選挙に行かないとお弟子さんはクビになるルールを設けている。