渋谷らくご

渋谷らくごプレビュー&レビュー

2021年 7月9日(金)~14日(水)

開場=開演30分前 / *浪曲 **講談 / 出演者は予告なく変わることがあります。

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7月10日(土)17:00~19:00 立川談吉 立川吉笑 雷門小助六 古今亭文菊

「渋谷らくご」個性(クセ)を楽しむ

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プレビュー

 曲者揃いの職人たち。当たり前のことをやっているようで、ほかとはおなじことはやっていないというクセの強い人たちです。
 落語ってつくづく、演目ではなくて「演者」を見て、聴く芸能だと思うんですよね。ほかの人がやる演目でも、この人がやるとこんな表情をみせるのかという発見の連続。ほかの人がやらないような演目を聴ける喜び。それらすべてを与えてくれるのが、今日の演者さんたちです。前半の立川流二つ目連続攻撃からの、小助六師匠、文菊師匠という真打リレーに、乞うご期待!

▽立川談吉 たてかわ だんきち
26歳で入門、芸歴13年目、2011年6月二つ目昇進。iPhoneの待受が「いくら」。毎日ラーメンを食べている、YouTubeでラーメンの動画を見てしまう。肉の塊を買ったときは、ローストビーフをつくる。先日お腹が減りすぎたので、とんがりコーンを買って食べた。

▽立川吉笑 たてかわ きっしょう
26歳で入門、現在芸歴11年目、2012年4月二つ目昇進。もともとは酒豪だったが、酒断ちをしていまは炭酸水で過ごす。この夏は「三題噺」に積極的に取り組む、「三題噺」をつくるうえでの吉笑さんの頭の中のアイデアもネット上で公開している。

▽雷門小助六 かみなりもん こすけろく
17歳で入門、芸歴22年目、2013年5月真打ち昇進。楽屋入りは必ず襟付きのシャツ、汗をかいたらポカリスエットを飲む。猫を4匹飼って、可愛がっている。インスタグラムをやっているが、ほとんどの写真が猫である。先日「電動トライク」に初めて乗った。

▽古今亭文菊 ここんてい ぶんぎく
23歳で入門、芸歴19年目、2012年9月真打昇進。私服がおしゃれで、楽屋に入るとまず手を洗う。前座さんからスタッフにまで頭を下げて挨拶をする。まつげが長い。最近ダイエットに挑戦中。大学では漕艇部に所属、熱中していた。