「渋谷らくご」渋谷らくご特選会

　落語に興味があるけどどの公演を見たらいいかわからない、友だちを連れていこうと思うけれど、どんな公演がオススメ迷う。
　そんな方にオススメしたいのが、月曜の夜の公演。忘年会シーズンとはいえ、月曜の夜ならばまだお友だちも誘いやすいかも。
年末の忙しい時期に、落語という選択肢。トリの文菊師匠に至るまで、「体は大人、身分は若手」の寸志さん、渋谷らくごが生んだ怪物 鯉八師匠、音楽のように耳に気持ち良い談修師匠と、最高の演者が揃います。渋谷らくご特選会、激オススメ！

▽立川寸志　たてかわ　すんし　落語立川流
44歳で入門、芸歴11年目、2015年二つ目昇進。編集マンをやめて、落語家になった。チラシの構成から、文章まで編集マンの能力を遺憾なく発揮する。先日落語会の会場の横の建物が火事となり、着物にスニーカーで避難をした。

▽瀧川鯉八　たきがわ　こいはち　落語芸術協会
2006年24歳で瀧川鯉昇師匠に入門、2020年5月真打昇進。鯉八さんの似顔絵のLINEスタンプが発売中。この時期になるとおしゃれなボーダーのトレーナーを着がち。ハンモックで遊んでいるクマの動画を見ている。落語家になる前はずっとゴロゴロしていた。

▽立川談修　たてかわ　だんしゅう　落語立川流
22歳で入門、芸歴26年目、2013年に真打昇進。自主制作した落語CD「ソーシャルディス談修」を発売中。たびたび猫の写真をツイッターにアップする。北陸新幹線の「かにを食べに北陸へ。」キャンペーンのキャチコピー「ツメの甘さに、自信があります」に感銘を受けた。

▽古今亭文菊　ここんてい　ぶんぎく
23歳で入門、芸歴19年目、2012年9月真打昇進。私服がおしゃれで、楽屋に入るとまず手を洗う。前座さんからスタッフにまで頭を下げて挨拶をする。まつげが長い。最近ダイエットに挑戦中。大学では漕艇部に所属、熱中していたが、オリンピックでボートは見ない。