「渋谷らくご」若手競演の会

　今月もっとも若いエネルギーに満ち溢れる若手競演の会。
　渋谷らくごの象徴 鯉八師匠が最後に登場、浪曲に選ばれた男 太福さんが大いに盛り上げます。
　長い落語の歴史のなかでも、新しい感覚と表現力を提供する一花さん。淡々と言葉を流し込む芸風で聴く人を想像の海に引き込む談洲さんと、今後追いかけ続けるのが楽しい二つ目も腕を競います。
　みんなこの日の一等賞を狙いに来る野心も光って最高の会となるでしょう！

▽春風亭一花　しゅんぷうてい　いちはな　落語協会
26歳で入門、芸歴8年目、2018年3月に二つ目昇進。インスタグラムに「江戸のおかず」をアップしていたが、最近は飽きている。白いシャツを着がち。どのような髪型にしたらいいか少し悩んでいる。

▽立川談洲　たてかわ　だんす　落語立川流
2017年1月入門、現在5年目、2019年12月二つ目昇進。ヒップホップ基本技能指導資格を取得している。AR技術を使った家具をバーチャルで出現させるアプリをつかって遊んでいる、新宿のいたるところに椅子を設置して写真を撮っている。

▽玉川太福　たまがわ　だいふく　日本浪曲協会／落語芸術協会
1979年8月2日、2007年3月入門。サウナが大好きで、日本中に行きたいサウナがある。先日、「日本サウナ・スパ協会総会」にて浪曲を披露した。最近のお気に入りアイスは「ヨーロピアンワッフルサンド」。アイスはすぐに食べずに少し置いて溶かせて食べるタイプ。

▽瀧川鯉八　たきがわ　こいはち　落語芸術協会
2006年24歳で瀧川鯉昇師匠に入門、2020年5月真打昇進。令和3年度国立演芸場花形演芸大賞金賞受賞、2年連続の受賞となった。宣伝ツイートには美味しそうな食べ物の写真を載せる。暑くなると半ズボン。アキ・カウリスマキに会いたくてフィンランドに行った。