渋谷らくご

渋谷らくごプレビュー&レビュー

2022年 7月8日(金)~13日(水)

開場=開演30分前 / *浪曲 **講談 / 出演者は予告なく変わることがあります。

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7月11日(月)19:00~21:00 立川談洲 瀧川鯉昇 柳家小八 古今亭文菊

「渋谷らくご」渋谷らくご特選会

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プレビュー

 若々しい老境 文菊師匠の落語は、落ち着きのなかに滑稽が詰まっている、これまでにあまり聴いたことのない感動に満ちています。今回はそんな文菊師匠のトリ公演。
 すっとぼけた味わいがクセになる鯉昇師匠、けだるい雰囲気から的確にツボを押してくる俊英 小八師匠、エネルギッシュななかに含蓄の深さを感じさせる寸志さん。どなたの高座も、脳を刺激してやまない可笑しさがあり、そして余韻があります。
 良い落語は余韻と残像が消えません。今宵はそんな、日々の生活のなかで思い出し笑いもできちゃうお得な公演になりますよ!

▽立川寸志 たてかわ すんし 落語立川流
44歳で入門、芸歴11年目、2015年二つ目昇進。編集マンをやめて、落語家になった。チラシの構成から、文章まで編集マンの能力を遺憾なく発揮する。先日LINEのCLOVANoteという文字起こしも使ってみて感動した。落語も文字に起こしながら覚えていく。

▽瀧川鯉昇 たきがわ りしょう
22歳で入門、芸歴48年目、1990年5月真打ち昇進。農学部出身、入門して最初に師匠から習ったことは「食べられる雑草と食べられない雑草の見分け方」。お弟子さんは温かく見守りながら育てる。オフィシャルウェブサイトでは鯉昇師匠の待ち受け画面を配信している。

▽柳家小八 やなぎや こはち 落語協会
25歳で柳家喜多八に入門、芸歴19年目、2017年3月真打昇進。ゆっくり考え事をしながらタバコを吸う、最近はアイコスを吸っているが、誰かに喫煙しているところを見られるととっさにアイコスを隠しがち。最近は積極的に告知ツイートをおこなう。

▽古今亭文菊 ここんてい ぶんぎく 落語協会
23歳で入門、芸歴20年目、2012年9月真打昇進。私服がおしゃれで、楽屋に入るとまず手を洗う。前座さんからスタッフにまで頭を下げて挨拶をする。まつげが長い。最近ダイエットに挑戦中。大学では漕艇部に所属、熱中していた。細身のジーンズを履きがち。