渋谷らくご

渋谷らくごプレビュー&レビュー

2025年 1月10日(金)~14日(火)

開場=開演30分前 / *浪曲 **講談 / 出演者は予告なく変わることがあります。

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1月11日(土)14:00~16:00 三遊亭兼太郎 春風亭百栄 立川吉笑 橘家文蔵

「渋谷らくご」文蔵トリ公演:渋谷の猛者たち

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プレビュー

渋谷らくごの会場ユーロライブは、映画館ということもあって、普通のホールより少し暗く感じるかもしれません。舞台の照明も落とし気味。そんな舞台に映えるのが文蔵師匠。いかつい外見とはうらはらのやさしい声音で、声をはらずすーっと落語の世界に連れて行ってくれます。そんな文蔵師匠をトリに、明るい実力派・二つ目の兼太郎さん、新作かそれとも古典でくるか?謎めく落語の妖精・百栄師匠、真打昇進を目前に気合十分の創作らくご賢者・吉笑さんと猛者たちの饗宴です。

▽三遊亭兼太郎 さんゆうてい けんたろう 圓楽一門会
23歳で入門、芸歴12年目、2017年二つ目昇進。知らない街でも街中の定食屋さんに挑戦する。格闘技ファン、というよりも格闘家。楽屋にミットを持ち込み、パンチの打ち込みを始めることがある。自宅では大量の白米を食べる。スマホに入っている食べ物の写真を見てお腹を減らす。

▽春風亭百栄 しゅんぷうてい ももえ 落語協会
年を取らない妖精のような存在。さくらももこ先生とおなじ静岡県清水市(現・静岡市)出身、2008年9月真打昇進。
落語協会の野球チームでは、名ピッチャーだったという異色の経歴。アメリカで寿司職人のバイトをしていた。日常生活の様子はわからないが、猫好き。

▽立川吉笑 たてかわ きっしょう 落語立川流
26歳で入門、現在芸歴15年目、2012年4月二つ目昇進。2025年6月1日真打昇進決定、普通の真打ではなく、「かっこいい真打になる」をキャッチコピーにしている。毎日noteで昇進日までの過程を公開している。初のCD「立川吉笑 落語傑作選」が発売中。

▽橘家文蔵 たちばなや ぶんぞう 落語協会
24歳で入門、芸歴39年目、2001年真打昇進。ツイッターで、朝ご飯や酒の肴など、日々の料理をつぶやいている。先日は「お雑煮」をつくって振る舞った、丁寧に出汁をとってつくりお餅の他に鶏団子が入っている。「新商品」のラベルがついているコンビニスイーツを買ってしまう。