渋谷らくご

渋谷らくごプレビュー&レビュー

2025年 1月10日(金)~14日(火)

開場=開演30分前 / *浪曲 **講談 / 出演者は予告なく変わることがあります。

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1月13日(月)14:00~16:00 古今亭志ん五 立川志ら乃 春風亭昇々 春風一刀

「渋谷らくご」二つ目 春風一刀、トリをとります!

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プレビュー

春風亭一朝師匠の弟子ながら「春風」という亭号を名乗り、いつもへらへらを装う気になる二つ目・一刀さんがトリ! 一刀さんは古典も創作もやる若手二つ目です。特に近年は、創作において人物の会話で笑わせるお笑い脳を駆使し、さらに古典ではその「会話力」で新たな魅力を掘り下げています。いよいよ独自進化が実を結びはじめています。
同じく志ん五師匠、志ら乃師匠、昇々師匠も、古典も創作も両方やりますが、そんなカテゴライズは無意味なほど個性の塊。「古典落語」と言うと、なんだか小難しい伝統芸能のように感じられるかもしれませんが、古典も変化し続けているし、創作の要素も含んでいます。大切なのは、どんな「おもしろ」が飛び出すか。見逃すな!

▽古今亭志ん五 ここんてい しんご
28歳で入門、芸歴22年目、2017年9月真打昇進。2020年、国立花形演芸会金賞受賞。いま水彩画や毛筆で作品を公開しつづけている。今年は初夢を見るため、宝船と七福神を描き枕の下に入れてみた。

▽立川志ら乃 たてかわ しらの 落語立川流
24歳で入門、芸歴27年目、2012年12月真打昇進。スーパーマーケットが大好き。街中のスーパーからカルディまで幅広く通う。昨年末はコミックマーケットに出展した。『このマンガがすごい!2025』にもコメントを寄せている。

▽春風亭昇々 しゅんぷうてい しょうしょう 落語芸術協会
1984年11月26日、千葉県松戸市出身。2007年に入門、2021年5月真打昇進。郊外に移住しているので、自然に囲まれて過ごして17種類以上の野菜を育てている。自宅近くで採取した大振りの枝を杖代わりにつかうことがある。

▽春風一刀 はるかぜ いっとう 落語協会
25歳で入門、芸歴12年目、2017年11月二つ目昇進。ダイエットを心がけて減量の過程をブログにアップしている。サイゼリヤに入ると小エビのサラダを必ず頼む。シブラクの帰りは家系ラーメンを食べる。今年は体重60kgを切ることを目標としている。