渋谷らくご

渋谷らくごプレビュー&レビュー

2025年 1月10日(金)~14日(火)

開場=開演30分前 / *浪曲 **講談 / 出演者は予告なく変わることがあります。

イラスト

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1月13日(月)17:00~19:00 春風亭昇羊 立川寸志 春風亭朝枝 柳家わさび

「渋谷らくご」わさびをきかせて

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プレビュー

昇羊さん、寸志さん、朝枝さん、二つ目ながら、落ち着きと迫力を持ち合わせた3人の後に、トリはわさび師匠!
真打に昇進して5年が経ち、寄席の短い持ち時間も、独演会での長尺のネタも、さらに創作の会も継続するわさび師匠の落語で、新年最初の3連休の最終日をしめくくりたい。いまだ総合的に進化を続ける昨年の渋谷らくごMIP。
同じ持ち時間でもやっぱりトリは特別。トリの出番の落語家は、お客様に自分の落語の余韻に浸りながら満足して帰路についてほしいと思うものです。渋谷の街をどんな気分で帰れるのか、わさび師匠の落語にかかっています。

▽春風亭昇羊 しゅんぷうてい しょうよう 落語芸術協会
1991 年 1 月 17 日神奈川県横浜市出身、2012 年入門、2016 年二つ目昇進。おしぼりやお手拭きはしっかりとたたむタイプ。お酒が弱いが、横浜で呑み歩きをして記録をしている。今年の元日『ひつじ旅 落語家欧州紀行』(虹色社)を発売した。

▽立川寸志 たてかわ すんし 落語立川流
44歳で入門、芸歴14年目、2015年二つ目昇進。1000人からの認定をもって真打昇進することとなった、あと311人の認定で真打昇進。鉄道が好き。東急線のエスカレーターの自動アナウンス「足元にご注意してください」にもやもやしている。

▽春風亭朝枝 しゅんぷうてい ちょうし 落語協会
2015年2月入門、現在9年目、2020年2月二つ目昇進。黒い柔らかそうな素材のシャツを好んで着る。調理師免許をとって実家のお店を継ごうとしたときに突然落語に出会い、落語家になることを決意した。散歩を好み、たくさんのお酒を飲むらしい。

▽柳家わさび やなぎや わさび 落語協会
23歳で入門、芸歴21年目、2008年二つ目昇進。2019年9月に真打昇進。痩せ形で現在の体重は52kg。SNSのエゴサーチをやめている。毎年初詣は浅草寺にいっている、今年は1時間15分40秒並んでお参りできた。おみくじを引いたところ凶だったので、大吉が出るまでひきつづけた。