渋谷らくご

渋谷らくごプレビュー&レビュー

2025年 5月9日(金)~13日(火)

開場=開演30分前 / *浪曲 **講談 / 出演者は予告なく変わることがあります。

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5月10日(土)14:00~16:00 立川がじら 弁財亭和泉 立川談吉 隅田川馬石

「渋谷らくご」渋谷らくご特選会

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プレビュー

シブラクが自信を持っておすすめする「渋谷らくご特選会」。
二つ目がじらさんは、古典も創作も手がける立川流期待の星。真打になってまだ5年ながらすでに創作の女王の異名を持つ和泉師匠、真打昇進も決まったイリュージョン落語の談吉さん、トリは渋谷らくごの心臓・馬石師匠の古典落語です。渋谷らくごの心臓!要!とうたっておりますが、実際の馬石師匠はなんだかふわふわと掴みどころがないのが魅力。口跡鮮やかな人情噺をやったかと思うと、とぼけたおかしみを全身で表現したり、聞けば聞くほど虜になります。馬石沼は深いですよ。飽きません。

▽立川がじら たてかわ がじら 落語立川流
24歳で入門、芸歴13年目、2016年12月二つ目昇進。東京の道の名前を覚えていないので、渋滞情報を聞いてもよくわからない。先日やっと手に入れたG-SHOCKのベルトを壊してしまった。針金をつかって急遽直した。

▽弁財亭和泉 べんざいてい いずみ 落語協会
2005年8月入門、現在20年目、2021年3月に真打昇進。28歳で突如会社を辞めて落語家になった元OL。よくいくスーパーは、SEIYUやLIFE。人々の生活の些細な出来事をよく観察して自身の演目に反映している。鯛焼きは、しっぽから食べる。

▽立川談吉 たてかわ だんきち 落語立川流
26歳で立川談志に入門、没後左談次一門に、没後談修一門となった。芸歴17年目、2011年6月二つ目昇進。2019年、2024年、渋谷らくご創作大賞受賞。今年の1月2日真打昇進の報告をX上で行った。テンションがあがるお菓子は北海道の「赤いサイロ」。

▽隅田川馬石 すみだがわ ばせき 落語協会
24歳で入門、芸歴32年目、2007年3月真打昇進。フルマラソンのベストタイムは、4時間を切るほどの速さ。20歳の頃からお風呂上がりに体操をするのが習慣になっている、夜中どんなに酔っ払っても体操は欠かさない。自転車移動を好む。落語を終えるとすぐに帰る。