渋谷らくご

渋谷らくごプレビュー&レビュー

2025年 5月9日(金)~13日(火)

開場=開演30分前 / *浪曲 **講談 / 出演者は予告なく変わることがあります。

イラスト

イラスト

アーカイブ

5月10日(土)17:00~19:00 春風亭朝枝 三遊亭兼太郎 柳家小はぜ 古今亭菊之丞

「渋谷らくご」菊之丞シリーズ!2025春

ツイート

今月の見どころを表示

プレビュー

3ヵ月に一度の菊之丞師匠登場の公演です。言葉、声、動き、視線、すべてにおいてきめ細やかな落語を聞かせてくれる菊之丞師匠。一朝一夕ではいかない、少しずつ少しずつ漉すような稽古の積み重ねが落語という話芸の魅力であることを感じさせてくれます。 聴いてるほうは、ただただ気持ち良い時間です。
前方には、若手でありながら、かなり目の細かい漉し器を使って稽古を続けている、朝枝さん、兼太郎さん、小はぜさんという3人の二つ目が登場。落語の繊細な魅力に気がつける、おすすめの公演です。

▽春風亭朝枝 しゅんぷうてい ちょうし 落語協会
2015年2月入門、現在9年目、2020年2月二つ目昇進。黒い柔らかそうな素材のシャツを好んで着る。調理師免許をとって実家のお店を継ごうとしたときに突然落語に出会い、落語家になることを決意した。散歩を好み、たくさんのお酒を飲むらしい。

▽三遊亭兼太郎 さんゆうてい けんたろう 圓楽一門会
23歳で入門、芸歴12年目、2017年二つ目昇進。知らない街でも街中の定食屋さんに挑戦する。格闘技ファンでもあり、自身も格闘技経験者。楽屋にミットを持ち込み、パンチの打ち込みを始めることがある。自宅では大量の白米を食べる。先日「かが浴場」に感動した。

▽柳家小はぜ やなぎや こはぜ 落語協会
29歳で入門、芸歴13年目、2016年11月二つ目昇進。サラリーマンだったが、29歳の時に思い立って落語家になった経歴をもつ。あえてツイッターなどSNSで発信をせずウェブサイトもつくらない。物事に動じないタイプ。

▽古今亭菊之丞 ここんてい きくのじょう 落語協会
18歳で入門、芸歴34年目、2003年9月真打昇進。家の電球を取り換える時だけ、おかみさんから「師匠」と呼ばれる。先日カタログギフトで「南魚沼産コシヒカリ」を選択したが、事情によりキャンセルとなってしまった。旅先でもふらっとスナックに入り、地元の人たちとお酒を飲む。

レビュー

春風亭朝枝-初天神
三遊亭兼太郎-だくだく
柳家小はぜ-廿四孝
古今亭菊之丞-湯屋番

春風亭朝枝さん

三遊亭兼太郎さん

柳家小はぜさん

古今亭菊之丞師匠

写真:武藤奈緒美Twitter:@naomucyo
写真の無断転載・無断利用を禁じます