「渋谷らくご」想像の跳躍力に挑む会

自分の言葉で語る落語・瀧川鯉斗さん、やる気があったりなかったり・柳家ろべえさん、落語と戯れる男・昇々さん。
トリは、40代にして「古典落語」を「馬石の落語」にまで昇華している馬石師匠。
想像する。ただそれだけで、これだけ人を感動させる芸能、落語。落語はお客さんの想像のお手伝いです。
きっとそれがわかる会になると思います。

▽瀧川鯉斗　たきがわ　こいと
21歳で入門、芸歴12年目、2009年4月二つ目昇進。
元・名古屋の暴走族総長。バイト先の居酒屋で鯉昇師匠に衝撃を受けて、入門。シブラクに臨む前は精神集中のために千葉の浜にサーファに行く。中学時代は本格的にサッカーをやっていた。前座修行中に「この羽織でたたみ方の稽古をしろ」と言われて借りた師匠の羽織を先日見つける、13年間借り続けていた。

▽柳家ろべえ　やなぎや　ろべえ
25歳で入門、芸歴14年目、2006年5月二つ目昇進。
東京農工大学工学部卒業。物理学を学ぶ。来春、真打ち昇進が決定した。私服が「モデルようだ」とツイッターで話題になっている。おしゃれ眼鏡をかけて、iQOSという電子タバコをたしなむ。

▽春風亭昇々　しゅんぷうてい　しょうしょう
1984年11月26日、千葉県松戸市出身。2007年に入門、2011年二つ目昇進。2016年度NHK新人落語大賞決勝出場。
Youtubeでアバンギャルド昇々として動画を配信中。オリジナル楽曲を歌ったり、「落語マン」というキャラクターを追ったドキュメント風の動画など、公開中。アバンギャルド昇々第二弾「そばロック」が発表された。ブログもツイッターも狂気にみちている。

▽隅田川馬石　すみだがわ　ばせき
24歳で入門、芸歴24年目、2007年3月真打昇進。
趣味はマラソン。毎日5キロ走っている。以前、落語協会の野球チームのエースだった。兵庫県西脇市出身。駅伝のさかんな土地。FIND7という動画配信サイトで、馬石師匠のクロストークが公開中。スーツ姿も美しい。